2019/11/18 Mon
任地で2回目の誕生日を迎えて思うこと
こんにちは!(^^)!2018年度1次隊、公衆衛生活動をしています赤木千香です。
任期があっという間に残り8ヵ月となりました。2年目になると、任地でのイベント2回目が巡ってくるわけで、先週2回目の誕生日を無事に任地で過ごすことができました。
フィリピンでは誕生日の本人が日々の感謝を込めて同僚友人に料理やおやつで大切な人たちをおもてなすという文化があります。誕生日パーティといっても規模は様々ですが、レチョンという豚の丸焼きや複数のケーキを用意しまるで結婚式の披露宴パーティのようなテーブルセッティングすることも稀ではありません。
以前私が参加した誕生日パーティです。(写真)
今回は2回目の誕生日であるので、配属先で日本料理を披露しました。
メニューは巻きずし、餃子、焼きそば、たこ焼き、フルーツポンチ!(^^)!
朝から、スタッフが何人か手伝ってくれて、一緒に準備をしました。
なんせ、鍋も、ガスコンロも、ボウルも炊飯器も何も持ってないわけですから、事前に皆にお願いして分担して準備してくれました。当日足りないものは、私が知らない間に皆が手配してくれていました。
誕生日を通してわかったことは自分の誕生日パーティをするだけでも一人でできることも何一つなかったのです。
日々感謝でいっぱいでしたが、改めて配属先のスタッフに「感謝」でした。
皆、調理も料理も楽しんでいた様子だったので結果オーライですね!(^^)!
「誕生日会の様子 ↓写真」
とはいっても、協力隊の皆さんあるあるだと思いますが、辛いな、なんでわかってもらえないんだろうということも日常茶飯事です。
訓練所から赴任されて、配属先での今までの間、異なる職種や価値観、国や文化、それぞれの強みを持つ仲間と関わりの中で、今まではそんなに意識することはなかったのですが、自分の弱みや強みを突き付けられることが多くありました。ここでいう弱みを突き付けられるというのは誰かに責められたということではなくて、自分の弱さが曝け出してしまうことがあまりにも多すぎたということです。
特に自分が大切に思うことほど、相手を動かすことが難しくて、意見がぶつかってしまいます。基本ネガティブ志向の私は8割が自分の弱みに落ち込んでしまう傾向にあります。でも、あえて前向きな言葉に言い換えるとすると、自分が知らなかった個性を知る機会を得ることができたということだと思います。
フィリピンに来て思うのはフィリピン人は何かミスが起きた時、誰か一人を責めずに、じゃあどうすればよいかということを考えているような印象があります。
言い訳をしがちということは置いておいて(笑)、自分の弱みや間違いを受け入れてくれるからこそ、相手の弱みを受け入れてくれる人たちがいるからこそ、日々感謝して、私も、相手の弱みを受け入れられてお互いに助けられる広い心を持たなければと日々鍛えられてます。
誕生日を2回迎える=時の経過から日々学ぶことばかりだなと感じたブログでした!(^^)!
長文を読んで頂きありがとうございます。
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