JICA海外協力隊の世界日記

コミュニティヘルスナースの奮闘記☆彡

こんなとろこに日本の支援!

フィリピンでは日本でいう自治体のような小さな町の単位を「バランガイ(村)」と呼びます。

私の任地マタグオブには21のバランガイがあります。

そのうち、私が2年間に担当するのは7つのバランガイです。

上の写真はそのうちの一つのバランガイの地図です。地図の真ん中がバランガイのヘルスセンター、右端にバランガイホールという

集会所があります。

今週は毎日バランガイに行きました。

バランガイに行く目的は3つです。

1.高血圧・糖尿病クラブの実施

2.バランガイヘルスステーションでの血圧の定期モニタリング

3.戸別訪問

本日は「3」の戸別訪問についてご紹介します。

高血圧と糖尿病の患者さんリストを作成しているのですが、リストの半分以上が薬を中断したり、血圧を高いまま放置しています。

なので、血圧の抜きうちチェックと次回予定している高血圧・糖尿クラブの参加を促すため、同僚とバランガイを歩き回りました。

男性の方は高齢で足が悪くほとんどこのベッドの上で過ごしているそうです。

夫婦で高血圧の内服治療をしているということで早速登録フォームを記入しました。

窓にある棒を持って足の運動をしているそうです。

奥さんの方は歩けるので来週のクラブに誘いました。

次回、クラブ終了後、また旦那さんの血圧を測定しにいく予定です。

次のお宅へと歩いていると...

かわいらしい、「笑」という漢字を発見!

記念に一枚パチリ。

石碑の裏には九州の大学生の団体名と名前が刻銘されていました。

背景の水色の橋を学生たちだけで作ったようです。

住民の人たちは学生たちの名前を憶えており、嬉しそうに話していました。

素敵な「笑」の文字。

沢山の日本人が住民との信頼関係を築いてくれたからこそ私の今の活動ができるのだなと感じました。

時を超えて国を超えて日本人とフィリピン人の繋がりが嬉しく、ありがたいことだなと思いました。

では今日はこのあたりで。

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