2018/03/13 Tue
北京リアル事情
自転車大国が復活しました!


大家好!
中国では春節明けから少しずつ暖かくなってきました。
わたしは冬も好きなのですが、それでもやはり
早く春が来て欲しい!と思っていたその理由…
それは、
自転車に乗りたい!
という理由です。
今日は日本でもニュースになっている(?)
中国の自転車事情について。
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現在中国ではシェアサイクルが大流行中です!
5年前、留学当時は市営のシェアサイクルをたまに見かけるだけだったのですが
今はなんと………


こーんな状況なのです!
北京だと、どこにいってもこの自転車の数。
写真のほとんどを黄色とオレンジの自転車が占めていますが、
黄色がofo、オレンジがmobikeという2大シェアサイクル企業。
どちらも2015~16年に設立された企業です。
シェアサイクルの乗り方はとても簡単で、
①各シェアサイクルのAPPに実名登録(身分証明書提出)をする
②APPを開いて、自転車に書かれているQRコードをスキャンする
③自動(Bluetooth)で鍵があくものや、APP上に4桁のロックナンバーが表示され、そのナンバーを自転車の鍵に入力して解錠!


(mobikeのAPP画面)
金額は基本的には30分1元(≒17円)で、
支付宝あるいはwechat payからAPP内にチャージしておき、そこから支払われます。
最近では月極カードも販売しており、1ヶ月20元で乗り放題!
毎日の通勤で往復自転車を使えば、それだけでお得です。
我が家は最寄りの地下鉄の駅まで歩いて10分強。。。
自転車があれば、その隣の駅まで自転車で行けちゃうというわけです。
(そうすると職場まで乗り換え不要なのです^^)
しかし、安くて便利なシェアサイクルですが、
普及につれて問題点も明確化してきました。
それは何と言っても管理の難易度です。
北京にあるシェアサイクルの数は200万台と言われており、
正確な駐輪場がなく、どこでも乗り降り可能なのが魅力ですが、
あまりの多さに歩道を遮ってしまうことや、点字ブロックの上に駐輪されていることも。
そして、それを毎朝出勤前の早い時間に駅前に整頓しているのは、
インターネットではなくもちろん人。
どれだけ従業員がいてもいたちごっこなのが現状です。
こうした状況を改善すべく、政府は自転車の数を制限したりと進めています。
シェアサイクルの普及には、
利用者のモラルが大きく関係するようです。
これを機に、マナーについて考える中国人が増えたのは間違いないはず。
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もう少し暖かくなったら私も自転車出勤を復活します!
そして、上で紹介したmobikeは日本にも進出したとか!
札幌市、福岡市にお住まいの方は、オレンジ色のシェアサイクルを街中で見つけたらご一報くださいませ!
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