2023/05/02 Tue
人 文化
#13 最近のビックリ話!
みなさんこんにちは!
ここトレンガヌ州マランでは暑い日が続いています
今日はそんな暑さに関わる お話を少し
まずは2つの記事を読んでみてください、どちらも4月26日に発行されたものです
① ペナンで人工降雨、29日から開始=水不足対策で
ペナン州水道公社(PBAPP)は、ペナン島内のダム2か所の貯水率が低下していることから、29日から5月7日にかけて人工的に降雨を発生させる。
アイル・イタムダムの貯水率は82.5%(1月時点)から44.8%、テルック・バハンダムの貯水率は64.0%(1月時点)から48.6%に減少している。
PBAPPは、「ダムの貯水率が上がるのは雨が降ってから数日かかる。結果や状況により、ダムの貯水量を補充するために人工降雨の追加要請をするかもしれない」と付け加えた。② クランタン猛暑 州首相が雨乞い求める
クランタン州では連日猛暑が続いている。
断食明け大祭(ハリラヤ)前から雨がほとんど降っておらず、気温が下がらない状況が続く。
この猛暑は8月まで続くとみられており、アフマド・ヤーコブ州首相は雨乞いの祈りをするよう州民に求めている。
州首相によると、猛暑が続いているため、干ばつを引き起こして農作物を破壊し始めていると指摘。そのうえで、モスクや礼拝施設で雨乞いの祈りを行うほか、各家族も自宅で雨が降るよう祈るよう呼びかけている。出所:マレーシア週刊情報誌 Mtown https://mtown.my/
どちらの州も雨が少なくて困っていますよね
ただ、驚いたのは その対応方法
- マレー半島の左側にある ペナン州では、現代技術を使って人工的に雨を降らせる!
- マレー半島の右側にある クランタン州では、各自で 雨乞いのお祈り! の要請
- 専門業者に任せて 雨を降らせるのもGOOD(外注)
- 住民が一人ひとりが お祈りに参加して 雨を降らせるのもGOOD(内製)
同じ国内でも こんなに違うのかと思うと まさに多様性国家!
横並びにするのではなく、いろいろな考え方があって、それぞれが それぞれの方法で実施する
どちらが良いとか、悪いとかではないですよね
そして、双方の違いを知ることが、自分自身の視野を広げる意味でも大切な事だと思います
今回のケースでは 民族構成の違いが関係しているのかもしれませんね
マレーシアという国は 本当に面白いですね 、ますます好きになりました
では、今日はこの辺で
30日間のラマダン(断食)は21日に終了し、好きな時間に飲食できるようになりました
次回は 断食を頑張ったご褒美でもある、マレーシア最大のイベント、ハリラヤ!についてお話ししますね
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