JICA海外協力隊の世界日記

ピキニニゲレのソロモン看護記録

配属先の紹介 part1

Koraparane leana!!
(現地語でこんにちは!)

今回は配属先の紹介をさせてください!

私はセゲエリアヘルスセンターというクリニックで活動しています。
(写真がクリニックです。)

ソロモン諸島、ウエスタン州の、マロボラグーンという世界最大規模のラグーンの中に位置します。
(ラグーンの海は、それはそれは、美しい!)

エリアヘルスセンター、というのは、地域を管轄しているクリニックのことです。

この画像の線で囲んだ部分がマロボラグーン。

セゲを見つけられましたか?


セゲエリアヘルスセンターはその中にある7つのクリニックと、4つのエイドポストを管轄しています。
(そのうちの2つは看護師が足りず閉鎖しています)


たくさんの地域を管轄しているとはいえ、クリニックには検査をするための機械(レントゲンやCT)はなく、血液検査もできません。
(電気も通っておらず、本当に必要時のみ、ガソリンで電気を稼働させる器械で電気を使えるようにします)
また、今年の1月までは医師が常駐しておらず、診察、診断、処方、傷の縫合、出産等は全て看護師が行っていました。
現在は医師が基本的には常駐してくれているので、心強い!!!

入院病床は36床(女性、男性、小児、産科)あります。

外来はこんな感じです。

私は基本的に、現地スタッフとともに外来の診察や入院患者の治療、妊婦検診、産科、乳幼児健診など、日常業務を行っています。 (日本の看護師は赤ちゃんをとることや、縫合等の処置はしないので、その時には現地スタッフにお願いしています。)

要請内容は、感染管理(院内感染予防のための取り組み)
NCDs対策(生活習慣病対策) が、主な要請です。 今はクリニック内の掃除やごみ捨てなど、クリニック内を綺麗にすること!
を、メインにスタッフへ呼びかけをしています。 NCDs対策(生活習慣病対策)については、周辺地域へ訪問した際や(ボートで近隣の島々を回ります)、学校での健康教育(ヘルストーク)などを行っており、昨年は小学校での健康教育と運動会も企画し、実施しました。
今後はもっと精力的に取り組んでいきたいと思っています。
セゲエリアヘルスセンターでは、現在スタッフが足りず、基本的に患者さんの対応に追われてなかなか活動が進んでいないのが現状です。 これから何ができるのか、現地スタッフとともに考えていきたいと思います。

具体的な活動も、今後書いていきますね。
読んでいただいてありがとうございました!
Leana via!!! (ありがとう!)

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