JICA海外協力隊の世界日記

KeikoののんびりDin Maro便り

Nutrition Month Program

Cola vina!(ゾラ ビナ!こんにちは!)

8月はNutrition Monthでした。

ラウトカ保健センターに設置してある「母子保健クリニック(MCH)」と「特別外来(SOPD)」にて、クッキングデモが行われました。

私はSOPDで行われたクッキングデモに参加。

今回のメニューは

・デーツジャム

・ひよこ豆ドレッシングのサラダ

・ベジタブルラップサンド

・ゴーヤのミックスジュース

を紹介しました。

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手作りのデーツジャムは、砂糖を加えずドライデーツの甘味を利用します。

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↑手前のボウルに入っている黒い食材がデーツ。一晩水に浸漬したものをそのままミキサーにかけるか、乾燥デーツのまま水と一緒にミキサーにかけます。

デーツの糖分があるので食べ過ぎには注意ですが、市販のジャムに比べて鉄分や食物繊維が豊富です。

次に豆を使ったドレッシングを紹介。今回は乾燥でも缶詰でも比較的手に入りやすいひよこ豆を利用。

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ひよこ豆をミキサーにかけ、デーツジャム、ココナッツオイル、レモン汁を加えます。

ササゲ、ひよこ豆、旬の野菜(レタス、キャベツ、トマト、きゅうり、パクチーなど)などが入ったサラダとドレッシングを和えていきます。塩は加えていないのですが、味が薄いということはなく、食べ応えのあるサラダでした。

フィジーでサラダを食べるときは、レモン汁やパクチー、チリなど、香味野菜が多く使われる印象。日本でも減塩の方法として、お酢や柑橘類の酸味を利用したり、大葉やみょうがなどの香味野菜を利用しましょうとすすめたりします。国は違えどしていることは似ているなぁと感じます。

他にも、ひよこ豆ペーストと野菜をロティ(甘くない薄焼きクレープ)で巻いて軽食にしたり、簡単に作れる野菜ジュースを紹介したりと、美味しく楽しく学べるクッキングデモでした。

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↑野菜がたくさんのったベジタブルラップ。

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↑ゴーヤを使ったミックスジュース。他の野菜も入っているためあまり苦くありません。

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↑「写真撮って~」と患者さん。“Nice!”と言いながら、ずっともぐもぐしていました。

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こういったプログラムに参加していつも思うのは、現地の栄養士さんの実行力と求心力。

短時間でパパッと準備し、セッション中のトークもとても引きつけられます。素直に「かっこいい~!」と思います。

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患者さんたちもとても楽しそうに参加していたのが印象的でした。

フィジーの方々は食べることが本当に大好き。

ですが、患者さんたちはどうしても食事制限を余儀なくされます。

楽しみながらヘルシーな食事を学べる今回のプログラムが、少しでも家庭での実践に繋がると嬉しいです。

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