JICA海外協力隊の世界日記

KeikoののんびりDin Maro便り

健康啓発プログラム @コロイピタ・コミュニティ

Cola vina!(ゾラ ビナ!こんにちは!)

4月初旬に、低所得者をサポートしているコロイピタコミュニティにて、健康啓発プログラムを行いました。

第1回目はYouthグループ、第2回目は生活習慣病を罹患している成人グループの方が対象です。

コロイピタでコミュニティ開発隊員として活動する粟津隊員と協力しての取り組みとなりました。

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↑担当してくれたアンディ(左)とJICAボランティアの粟津隊員(右)

第1回目はYouthグループ対象。

初めは食事に関しての講話。積極的な発言や質問があり、皆さん想像以上に物知りであるし、興味があるんだなという印象でした。

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↓後半は軽運動プログラム。若者には少し簡単すぎる内容だったので、急遽ダンスも取り入れました。

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皆さん盛り上げ上手で、楽しく終えることができました。

2回目は成人グループの皆さん。

食事の話から軽運動の流れは一緒です。

質問もより具体的で、こちらも頑張って伝えました。

完璧な英語ではないので、わかりにくいところも多々あったと思います。

しかし皆さんの理解しようとしてくれる姿勢が伝わってきて、大変ありがたかったです。

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最後、食事や健診についての質問もいただき、私の持っている限りの知識を精一杯伝えてきました。

少しでも参加してくださった方のお役に立てたのなら嬉しいです。

健康問題を考える上で、収入と学習レベルは健康と切り離せない課題だなと常々感じています。

健康的な食材を『お金がなくて買えない』、『知識がなくて買えない』、こういった方をたくさん見てきました。そしてこの2つは単独で存在しているというよりもそれぞれに影響しあっています。誤解を恐れずに言うと、知識がない・学習レベルが低い→低収入の仕事にしか就けない→経済的余裕がなく、野菜や肉・魚が買えず、安価で腹持ちの良い炭水化物(パンやヌードルなど)や加工食品の摂取増加につながるといったイメージです。

健康も収入も学習も、一朝一夕で改善するものではありませんが、『今の環境でできる最善は何か』ということを一緒に考えられたらいいなと思います。

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