2024/06/03 Mon
活動
中間報告会
Cola vina!(ゾラ ビナ!こんにちは!)
5月10日(金)、中間報告会が無事に終了しました。
順番はトップバッター。
緊張しました。
私はあまり「数字」、「客観的指標」、「データ」などといういわゆる科学的な話が苦手で、栄養士として大切なところではありますが、それだけに偏りたくないなといつも思っています。
しかしそういう部分が求められるのも、大切なのも事実です。
ですので、何かアンケートなり調査なり、データを収集し全体の傾向を把握する、ということを活動に組み込みたいなと考えていました。
そこで、任期の前半1年間で、患者さんや一般の方を対象に朝食バランスに関する調査を行い、統計をとってみました。
フィジーは原住民のイタウケイ系、インドフィジアン系、その他の民族に分かれる多民族国家です。
朝食バランスの内訳も民族によって異なり、おもしろい結果となりました。
一つの調査からいろいろなことを考察することができ、栄養士として活動する上でとても勉強になりました。
調査の詳細については、また気が向いたら日記にあげたいと思います。
しかし発表に関しては、伝えたいことがありすぎて、駆け足になってしまったことが反省点です。
続いて、同期3名の発表。
聴きながら、それぞれの任地で奮闘する同期の姿が浮かび、「わたし達みんな一年間頑張ってきたよね…」とじーんとしました…。
今回は最終報告者の先輩方も2名いらっしゃり、長期派遣の方、短期派遣の方、それぞれの発表を聴くことができました。
月並みな言い方ですけども、先輩方の活動は本当に勉強になりますし、一言でいうと「かっこいい」。
活動に対しての向き合い方もそうですし、きちんと結果を出していらっしゃるところもすごいなと。
「プロフェッショナル」を感じました。
この様な方々と、少しでも同じフィジーの地で活動できたこと、お話しできたこと、とても嬉しく思います。
↑発表者6人でパチリ。
発表後は同期+行ける隊員さんで打ち上げ!!!
念願のとんかつ!!!
お肉が柔らかくて本当に美味しかった~。
フィジーでは硬いお肉しか食べていないので、感動しました。
↑同期4人。頼もしい方ばかりです!
改めて1年間を振り返ると、いろいろな方に助けられた1年間だったなぁと…。
それしか無いかもしれません。
言葉もままならない外国人の自分を、きっと「何言ってんだこの人?」と思うこともあっただろうに、根気強く耳を傾けてくれて、理解しようとしてくれて…。
果たして私は同じくらい理解しようとしただろうかと。
自分が「正しい」と思っていることを押しつけていなかったかと。
私のしていることは本当にちっぽけなもので、フィジーの方々の温かい腕の中で自由にプカプカ浮かびながらやらせてもらってるんだなと感じます。
もちろんうまくいかないことや腹立たしいこともあります。
悲しくなったり孤独を感じたり…その連続です。
が、振り返ってみると、周りの方々への感謝しか浮かびません。
どれくらい恩返しができるのかはわかりません、きっと何をしても「もっとこれもあれもしたかったな…」と思うだろうと思います。
感謝の心を忘れず、エネルギーチャージをして、残り半分も駆け抜けます!
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