JICA海外協力隊の世界日記

Laugh&Health~サムサ、パフタ、ときどき医療~

JICAボランティア活動写真展

日本の、そして世界のみなさんこんにちは!

今日は先日、フェルガナ近郊の都市リシタンで行われたJICAボランティア活動写真展についてお伝えしたいと思います。

私の任国のウズベキスタンでは現在青年海外協力隊、シニアボランティアを合わせて約40名のJICAボランティアが活動しています。
その活動内容を現地の人々に幅広く知ってもらうのと、日本文化を体験してもらうのがこのイベントの狙いです。
当日はなんと地元フェルガナのテレビ局まで取材にやってきてました!

会場となったリシタンのユースセンターでは日本語教室が開かれていたり、 日本人観光客との交流会なども催されているため、 地元では通称「日本語学校」として通っているほどです。
建物に入ると小学校低学年くらいの子まで元気に「おはようございます!」 と日本語であいさつしてくれました。

2日にわたったイベントの内容は盛りだくさん。
ボランティアの活動を知ってもらうために実際の活動をプレゼンと合わせてちょこっと披露。
看護師隊員が手洗いの歌を披露して手洗いの方法について指導したり、
音楽隊員がトトロの「さんぽ」を音階をとるためのフリつきで教えたり、
理学療法士隊員が健康維持のために自身で作成したウズベク版ラジオ体操のスイカ体操を披露したり。
先輩たちの創意工夫あふれる活動に私が一番勉強させてもらったんじゃないかと思います。

さらに日本文化体験コーナーでは書道、生け花、折り紙、切り絵、きなこと抹茶ドーナッツ作りなどが行われました。
私も子どもたちと一緒にドーナッツ作りのお手伝いをしてきました。

ウズベキスタンの子どもたちによるダンス大会ではウズベク人の子どもにまじって、隊員がウズベク伝統舞踊を披露したり、 日本語を勉強している子どもたちが日本語の歌を披露したりしてくれました。
私たちも二部合唱Believeを手話つきで披露。私は緊張して手話を間違えました。。。。

最後はみんなで作ったくまモンのおめんをかぶり、おてもやんサンバで熊本を応援。
活動写真展という名前ですが、一方的な紹介ではなく、本当にたくさんウズベキスタンの子どもたちと交流できて、 日本人もウズベク人も一緒にみんなで楽しみました。
そしてすごいのがこれを企画・運営したのが、私たち隊員でも現地の大人たちでもなく、 このユースセンターにきている子どもたちだということ。
その子どもたちを指導している先輩隊員もさることながら、 子どもたちの活躍にただただ感動するばかりでした。

イベントを中心になって運営してくれたウズベキスタンの女子高生と26年度2次隊の内野隊員 (撮影:27年度3次隊大西隊員)

次回は私の任国、ウズベキスタン共和国と、私とウズベキスタンの出会いについてちょっと語りたいと思います。

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