2016/12/15 Thu
活動
作るのにのりもハサミも使いません
「サイカルエジェ、学校で折り紙の授業やらない?」
サイカルは私のキルギス語ネーム、エジェはキルギス語でお姉さん。
2か月ほど前に、ホームステイ先の私の妹、11年生(日本の高校2年生)のアイゲリムに言われました。
私もちょうど、村の学校でなにかできないかと考えていたので、この話、すぐに乗りました!
しかし、なかなか予定が合わずここにきてやっと開催できることになりました。
キルギスの公立学校は基本的に1年生から11年生までが同じ学校で学びます。ちなみに義務教育は9年生まで。
今回は6~8年生の希望者、約20名を対象に放課後実施しました。
当日は妹アイゲリムも手伝ってくれました。
私のホームステイ先は私を含め、今まで3人ものボランティアを受け入れているためか、アイゲリムは小さい頃から日本文化に親しんでおり、折り紙もよく知っています。
彼女が冒頭、生徒たちに説明してくれた「折り紙はのりもハサミも使わずに作ります。」という言葉が折り紙の特徴をよく捉えている説明すぎて、ちょっと感動。
青少年活動をしている隊員から子どもにウケる折り紙を聞き出し、今回はコマとサンタクロースを作ることに。
生徒たちは慣れない折り紙に苦戦しながらも、全員完成までたどり着きました。
私も一安心。
生徒たちに感想を聞いたところ、「面白かった。」「またやりたい。」と折り紙に興味を持ってくれたようでした。
今回の折り紙の授業のように活動以外でも私の任地、タスマ村になにか還元できないかなと、最近よく考えています。
村でただひとりの日本人の私、もっと積極的に日本のことや文化を発信していこうと思いました。
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