JICA海外協力隊の世界日記

今日はキルギス日和

キルギス人の名前

こんにちは!こちらキルギス タスマ村は木々は黄色くなりはじめ、朝晩も寒くなり、秋めいてきました。日本はいかがでしょうか。

さて、今日はキルギス人の名前についてお伝えしたいと思います。

キルギス人の名前は、日本人の名前と同じように大抵それぞれに意味があります。

そして、直訳すると日本人の名前のようになるときがあります。

ここでよくある、キルギス人の名前を挙げてみたいと思います。

男性だと、テミルベック、マイラムベック、アルトゥンベックなど…。

テミルベックだと、テミル=鉄、ベック=強い、というように訳されます。

ならば、日本人の名前に直すと「鉄郎」といったところかなと想像したりします。

同様にマイラムベックはマイラム=祭、お祝い、ベック=強い、という意味なので「祭太郎」という風に訳せるかなと考えてみたり、アルトゥンベックはアルトゥン=金、ベック=強いなので、「金太郎」といった感じになるかなと考えてみたり…。

女性の名前もそれぞれ意味があります。

女性の名前には花や月、光といった意味の言葉が用いられることが多くあります。

例えば、ジャズグル、アイヌーラ、ヌルグルなど…。

ジャズ=春、グル=花、アイ=月、ヌル=光です。

よって上記の名前を訳すと、ジャズグルは「春花」、アイヌーラは「月光」、ヌルグルは「光花」になるのかなと考えてみたり…。

私の配属先「ブグエネ」にはアルマグルさんという女性がいます。私は彼女の名前がとっても大好きです!アルマはリンゴの意味、グルは先述のとおり花を意味します。

つまり彼女は「リンゴの花」さんです。

キルギスの村のおうちは、庭によくリンゴの木を植えています。

リンゴは下の写真のように、春にとてもかわいらしい白い花を咲かせます。

ちなみにアルマグルさん、いつもリンゴの色のような赤やピンク系の服を着ていることが多く、彼女の暖かく優しい雰囲気によくあっているなと思って見ています。

*上の写真の、右から3番目の女性がアルマグルさんです。

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