2016/03/05 Sat
文化
家畜バザール
羊、馬、牛!
ここにはたくさんの家畜がいます。
そして、家畜を売り買いするたくさんの人。
ここは私の任地から1時間ほどのキルギス第4の都市、カラコルの家畜バザールです。
キルギス人はもともと遊牧民で、羊や馬、牛を放牧させて生計を立てていました。
帝政ロシア、旧ソ連時代を経て定住化した今でも、地方では家畜とともに生活があります。
村内では、のんびり牛や羊が草を食んでいるし、馬に乗った男性もよく見かけます。
私のホームステイ先でも牛を飼っています。
家畜は立派な財産です。
お金がなくなると、家畜を売って現金収入を得ることもあります。
冠婚葬祭のときは、必ず羊や馬、牛を屠殺して食します。
キルギス語には家畜に関する言葉がたくさんあります。
街にこんなにも人がいたんだと驚くくらい、家畜バザールは人で溢れかえっています。
この賑わいを見て、改めてキルギス人と家畜の結びつきを感じました。
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