JICA海外協力隊の世界日記

ボリビアのカルテ~看護師と助産師の南米生活~

カルテXX 病院の誕生日

お久しぶりです。サンタクルスの袖山です。

3月15日は日本病院の38周年アニバーサリーでした。

午前中はずっとアニバーサーリーイベント。去年はまだ着任してまもなく余裕がなかったのでほとんど参加できませんでしたが、今年は事前に知らされていたので一緒に楽しむことができました。

まず、いつも何かしらの祝い事はミサから始まります。この日もそうでした。今までの院内で行われたミサでは、音楽なしでミサ担当の看護師とみんなで歌詞を見ながら歌う感じでしたが、今回は外来ホールで伴奏と歌手を招いてのものでした。歌唱力がすごくて毎回これにしてほしいと思いました。牧師さん(であっているのでしょうか)もいい声で「私はコンサートか何かにお邪魔しているのか?」と思いました。

そのあとは外に出てレイナ(女王)グランプリです。各病棟からレイナを選抜し競い合います。

衣装やメイクなどは病棟みんなで出し合って購入しているそうで、応援も演奏付きで本気です。

レイナはいろんな部門に分かれていて、ちょっとお姉さん部門があったり、男性部門(女装)があったり、みんな綺麗で見てる側もとても楽しかったです。やはりラテンの人はダンスが上手で、歩いてるだけで素敵でした。

しかも男性部門は今一緒に働いているICU看護師がグランプリを取ったので、私の周りはさらに大盛り上がりでした。

いつもお昼ご飯は食堂のご飯をタッパーに入れてもらって、それを自分の部署でいただくのですが、この日は特別メニューで、豪華にお肉が入っていました。しかも、いつもより手間がかかっているからか、事務スタッフや看護スタッフが食堂に入って栄養科スタッフを手伝っていて、なんだかとってもほっこりしました。

来年私はここに居られないのだなぁと思うと少し寂しい気持ちになりましたが、今年一緒に過ごせたことを良かったと思いました。

文責 袖山ともよ

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