JICA海外協力隊の世界日記

ボリビアのカルテ~看護師と助産師の南米生活~

カルテXXI 院内シンポジウム

こんにちは袖山です。

先日院内看護スタッフ対象に3日間の教育実習に関するシンポジウムが行われました。院内スタッフ対象ですが、現在院内の大きい部屋が改修中で使用できないので少し病院から離れたところにある会場を借りて行われました。

私は今回、発表者としてではなく、運営スタッフとして参加し、受付を担当しました。

すでに皆さんもイメージをお持ちかと思いますが、こちらは時間に寛容で会議だけでなくシンポジウムなんかも14時からというと14時半から始まるのが当たり前、18時までといえば19時、20時に終わるのが当たり前です。話す人も30分話してくださいというと1時間平気で話をしてくれます。

また、こちらではシンポジウムに参加したという受講証明書が後の仕事の評価に関わるらしく、出席のサインだけしにきて帰っちゃう人も多いです。

しかし、今回は、シンポジウムでしっかり学んでもらいたいという運営スタッフの意向から、3日間100%出席した人にだけこのシンポジウムの受講証明書を発行する、さらに来場時に出席者にサインをもらうだけでなく退場時にもサインをしてもらうことにしました。

さらに運営スタッフ全員で、時間通りに開始し時間通りに終了するというのを一つの目標にして実施しました。

時間通りに発表する工夫として、発表終了5分前、3分前、終了時刻にベルを鳴らしボードで視覚的にも知らせる、という日本ではよくやる手法を取り入れましたが、こちらでは主流じゃないのでベルを鳴らすのもボードをあげるのも恥ずかしい、と初めはやってくれませんでしたが、2日目からはボードはしっかりやってくれました。(ベルはやっぱり注目を集めるから恥ずかしいとのことで断念しました)

出席100%に関しては途中で帰る人から多くの厳しいお言葉をいただきましたが、趣旨を説明し残れる人には残ってもらう、そうでない人にはあきらめてもらいました。

個人的に受付は、始まる前が最も忙しくて、そのあとはほとんどすることがないんじゃないかと思っていたのですが、遅れて来る人も多いし、途中で帰る人もちらほら、3日分の出席確認もしないといけなくて結構忙しかったです。(3日目に発表するいつも一緒に働いてる師長さんのスライド作成の手伝いをしたことも忙しかった理由の一つかもしれませんが)

何はともあれ3日間のシンポジウムは3日間とも時間通りに開始、終了することができホッとしました。

まだ、反省会が行えていないので今週中に実施し、次回のシンポジウムに活かせるようにしていきたいです。

文責 袖山ともよ

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