JICA海外協力隊の世界日記

カメルーン男子の 今日の1ページ

ンバルマヨでがんばるマヨ③ 〜「パーニュ」〜(TED)

ボンジュール!淡路島出身、カメルーン在住の「TED」こと片山徹也です。

今回はカメルーンで売られているアフリカ布「パーニュ」についてご紹介します。

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カメルーンの伝統的な柄には、「バミレケ」と「バメンダ」と呼ばれるものがあります。

まずは、「バミレケ」。

250以上あるとされるカメルーンの民族で、最も多いのが「バミレケ」という民族です。

「バミレケ」の王族が儀式や祭典で着用していた衣装の柄も、同様に「バミレケ」と呼ばれます。

【写真】↓ それぞれの模様に意味があるらしく、例えば丸い模様は、「人の生き死に」を象徴しているのだそうです。

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「バミレケ」柄は伝統的に「ンドップ」と呼ばれる生地で作られていましたが、現在ではカメルーンのアフリカ布「パーニュ」にプリントされたものが手軽な価格で販売されています。

買ったパーニュをクチュリエ(仕立て屋さん)に持っていって採寸してもらい、オーダーメイドで服にしてもらいます。

【写真】↓ 初めてパーニュで作った服。こちらの柄も「バミレケ」だそうです。

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次は、「バメンダ」という柄です。

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【写真】↑ 左は、いつもお世話になっているクチュリエ、アニエスさん。

「バメンダ」とは、カメルーン北西部の地域を指します。

その地域に住む人たちの伝統衣装の柄も、地域と同様に「バメンダ」と呼ばれます。

元々はベルベット生地ですが、現在は手軽な「パーニュ」として広く浸透しています。

黒地に赤や金で描かれた縄状の模様と、トカゲのようなシンボルが特徴的です。

【写真】↓ ンバルマヨで毎週末行われている、バメンダの集い。奥の男性は、「バメンダ」の伝統衣装(ベルベット生地のもの)を着用しています。

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【写真】↓ 「バミレケ」柄のパンツ。このように現代風にアレンジされたものもあります。

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「バミレケ」「バメンダ」

それぞれ素敵な柄だと思いませんか?

僕はこれらの独特な柄に魅せられ、これまでに3着の服を作りました。

せっかくカメルーンに来たのだから、これをきっかけに、カメルーン歴史や文化のことを学んでいきたいと思います。

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