JICA海外協力隊の世界日記

カメルーン男子の 今日の1ページ

カメルーン地方農村部のご近所付き合い事情

Bonjour à tous! 皆様こんにちは。カメルーンのナンガエボコという農村地域に赴任している美淋です。

↑の写真は任地で唯一の日本人で珍しい直毛である私の髪を、隣人である子どもたちが遊んで編み込んでいるシーンです。後ろではお母さんが楽しそうに見守っています。

毎日同じ井戸で水を汲み、世間話をしながら洗濯をしたり、活動後の夕方には同じアパートの子どもたちが出迎えてくれたり、カメルーンのこの地域ではそんな人情的な日々を過ごしています。

私と同じアパートに住む子どもたちです。

誕生日に両親から買ってもらった自転車やキックボードで廊下を走り回ったり、転けて泣いていたり、喧嘩していたり、たくさん遊んでいます。

休みの日に家でゆっくりしていると私の名前を連呼しながらドアをノックして「一緒に遊ぼうよ!」と声をかけてくれます。

この地域は子どもたちが本当に多くて、このアパートも例外ではありません。

9人の大人より多い14人の子どもたちがアパートに住んでいて、子どもたちは皆よく一緒に遊んでいるので、賑やかな環境で過ごすことができています。

1Fに住んでいるこのアパートのベテランおばさまです。

子どもたちに何かあると、すぐに駆けつけて面倒を見てくださっています。

おやすみの日は毎日のように市場に繰り出してお酒を飲んでいるのをよく見かけます。

たまにこうやって外のキッチンで料理を一緒に作ってカメルーン料理を教えてくれてご馳走してくれることがあります。お裾分け文化はここにもあるんですね!

エルヌとプレゼント.jpg

同じアパートの最高の友人です。同年代のサッカー青年です。

彼が怪我をした時、私が悩んだ時、互いに相談し合いました。ノリが良くナイスガイで優しくて、フランス語や現地語についてもよく教えてくれました。

プレイボーイで彼なりのカメルーン流ナンパ術というものもあるそうです。

右の写真は彼の出身地の焼き物で、彼が引っ越しをする際にプレゼントとしてくれました。


今回はご近所さんたちを紹介いたしました。

素敵な隣人さんたちが出演してくれましたが、いかがでしたでしょうか。

JICA海外協力隊では任地での人とのご縁が本当に大切です。活動は勿論のこと、日常生活もご近所さんたちとどのように送るのか、それによって自身の活動の幅にも大きな影響があるのだと個人的に受け止めています。

A bientôt ! (またね)

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