JICA海外協力隊の世界日記

中国最後の協力隊

春節~江蘇省沭陽県編~

中国では春節、旧暦のお正月をお祝いします。

今年の春節は2月12日、11日が大晦日でした。

今回は私の任地、江蘇省沭阳県の春節を紹介したいと思います!

春節の期間、中国では赤い提灯などを飾ります。

この期間には街なかに春節の飾りを売るお店が現れます!(写真左)

また、玄関には縁起の良い対句が書かれた「春联」を貼ります。(写真右)

今年はコロナウイルスの影響で田舎に帰る人も少ないようで春節前、大きなスーパーはとても賑わっていました。

スーパーや街なかも赤い提灯で飾られて春節ムードです!

そして私は派遣先の学校や大学時代にお世話になった先輩からたくさんの春節のプレゼントをいただきました。

学校からは果物やナッツお米や油、卵など食品がたくさん!(写真右下)

それと春節中に食べるんだよとエビもいただきました!すごく豪華。

先輩からは中国でも人気の奈雪のお茶をいただきました!(写真右上)

とても素敵な春節のプレゼントでした。

中国の春節は花火爆竹で盛大に祝います。

爆竹が禁止されている地域なども増えているようですが、私の任地の沭阳県では春節が近づくと毎日どこかで花火や爆竹の音がします。

爆竹の音で朝、目が覚めることも…まだ5時…中国の朝は早いです。

左の写真は大晦日から新年へ日付をまたぐ瞬間に上がった大きな花火です。私の部屋からも大きくきれいに見えました。

日本の花火大会では花火師さんが花火を打ち上げますが、中国に来てびっくり。

この花火、一般の方が家庭で打ち上げているんです!!!

…ちなみに昨年私も生徒と一緒に団地の真ん中で打ち上げました。

 本当にここで打ち上げていいの?と何回も確認しましたが、皆さん口をそろえて、もちろん!と

 凄い、すごすぎる中国!

爆竹は魔除けの意味を込めて鳴らすそうです。

写真右は春節明けに撮った団地の入口の様子です(全て爆竹のゴミ)。

掃除する方大変そう…。

ちなみに、中国にも「お年玉」があり「红包」といいます。文字通り赤い袋で渡されます。

今はWeChatで渡す人もいるんだとか…。

さすが中国、お年玉もキャッシュレスの時代です。

(江蘇省 沭陽県 日本語教育 矢部紬)

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