JICA海外協力隊の世界日記

中国最後の協力隊

隔離生活から『やさしい日本語』を考える

こんにちは。貴州省岑巩県派遣、日本語教育の藤縄です。

隔離生活も残すところ数日。
関係各所と連絡を取る日々です。
時にはショートメッセージで、時には電話でやり取りしています。

中国の巨大玄関口の一つである上海。
外国人と接する機会の多さからか、
やさしい中国語を使ってもらえる機会が多く助かっています。

昨日はタクシーの運転手さんから電話がかかってきました。
なんと、最初から最後まですべて聞き取れ、すべて意味が分かりました。
初めての人と、初めての土地で、電話で、
というのはなかなかハードルが高いにも関わらずです。

コロナ禍にあり、より正確さを求められる仕事においては
やさしい中国語を使用したほうが効率がいいのかもしれません。

日本には情けは人のためならず、という言葉があります。
日本の未来について考えたとき、
「やさしい日本語は人のためならず」かもしれませんネ。

上の画像は、居室の窓辺からの風景です。

(貴州 日本語教育 藤縄さやか)

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