JICA海外協力隊の世界日記

モンゴル製品と私の日常記

#25 マイナス20度を下回る世界の服装

私たちの住んでいるモンゴルの首都ウランバートルは、世界一寒い首都と言われ、冬は通常はマイナス20度~30度、寒いときはマイナス40度近くまで気温が下がることもあります。

そんな環境で過ごす人々は、どのような服装で過ごしているのかについてご紹介したいと思います。


写真は12月のウランバートルの街中の様子です。

ひざ丈より下まであるコートを羽織り、帽子を被っている方が多い印象です。

降った雪が溶けずに路面が凍っているため、道路は非常に滑りやすくなっています。寒さ対策も含めて、皆さんブーツを履いています。

正面からみるとこのような服装です。

帽子と手袋は必須で、コートも可能な限り下まであるものが良いです。

私は寒がりなので、この中に超極暖ヒートテックを上下ともに着用しており、その上に何枚か服を重ね着しています。

足下がどうしても寒くなるので、服や靴下の上から更にヤクや羊の毛の靴下やレッグウォーマーを装着するのがおすすめです。

一方で部屋の中は温かいので、室内では装着していた衣類を脱ぎます。

モンゴルで来ているコートは非常に容量を取り、1人分の席を埋めてしまいます。


マイナス20度、30度と聞くと、一見どのような寒さなのだろうとビックリしますが、このように防寒をしっかりしていれば数十分は問題なく外を歩くことができます。(何十分も歩き続けるとさすがに凍えそうになりますが…。)

ただし、室内との寒暖差が大きいので、部屋の中から外に行く時、外から中に戻ってくるときは、服の着脱が少し煩わしく感じてしまうこともあります。

なかなか体験できない環境でもあるので、マイナスの世界を体験してみたい方は、是非、冬のモンゴルを訪れてみてください。防寒対策は必須ですが!!

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