2020/01/24 Fri
活動
【活動】自伐林家による製材加工プロジェクト③
今回は自伐林家による製材加工プロジェクト③を紹介します。
<活動概要③>
山土場で製材加工し、ボートで輸送してきた木材を数か月間自然乾燥させます。その後、無事にコンテナ輸出することになるのですが、ここからがちょっと大変…
自然乾燥した後の木材には「ひび割れ」が入っています。輸出してよいものかどうかを判断しながら、少しずつサイズを整えていきます。当初は長さ2.4mで統一してきたこれらの木材ですが、ランクに応じて2.4m、 2.1m、1.8mとして3段階に分けて、切りそろえます。
<ココに注目!!>
作業現場であり私の任地であるムンダ。そこから車で約30分の位置にある大きな港町ノロから輸出用コンテナを貸与してきます。貸与期間は約2週間!ゆっくりとした時間が流れるソロモンとはいえ、どんどん期限が近づいてきて作業が進まずに皆が焦る!夜通しの仕事となり大変でしたね。
とはいえ、これが初めての取組みだったので、これから慣れてくれば作業はより順調に進んでいくことでしょう。いずれ、森林所有者の方々が自ら木材生産を行って生計を立てていく将来が待っていると思うと非常に楽しみです。東南アジア諸国資本のロギングカンパニーによる商業伐採だけではなく、ソロモン諸島の国民であり森林所有者である人々自らが、「業(なりわい)」として生計を立てていくことのできる社会、まさに「林業」がより活性化されていくことを願っています。
<写真の説明>
【写真①】コンテナ貸与期限が迫り、夜まで作業を続けた
【写真②】チェーンソーで長さを整え、コンテナに載せる
のこ屑なども残らないようにきれいにお掃除
【写真③】無事に作業完了!大変だったぁ!お疲れ様!
ニュージーランドの買い手の元に輸出されました!
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