2020/03/19 Thu
活動
【活動】炭作り
今回は「炭作り」についてお話します。
<小さな成功体験として>
森林施業を通じて発生する枝や小径木などの未利用木材について、新たな活用方法を考案するため、炭の試験生産について配属先スタッフと取り組みました。
配属先では、かつて種子保存の目的で使用されていた一斗缶を活用し、「時間と労力と経費をかけず」、手軽に作ることのできる炭の生産方法を探ると同時に、同僚職員たちへの普及に重点をおいて活動を進めました。
降雨の多い「雨季」を過ごすソロモン諸島では、野外で薪などの燃料を確保することが困難な時期もあり、容易に備蓄できる燃料の確保が望まれます。また、飲料水となるレインタンク内での水質浄化や、家畜の体調改善に資する飼料生成など、多用途での活用も期待されます。
<写真の説明>
【写真①】部分改造した一斗缶を使用して試作中の『簡単木炭』と配属先スタッフ
【写真②】燃焼中の様子
【写真③】部分改造した一斗缶の下部
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