JICA海外協力隊の世界日記

青森県庁林業職員の元気もりもり『森×森』活動記!!

【人】JOCVソロモン派遣40周年記念

 今回はJOCVソロモン派遣40周年記念事業について紹介します。

<経緯>
 今年度、ソロモン諸島でJOCVが活躍を始めてから40年を迎えました。関係の皆様に感謝して、40周年を記念すべく、現役隊員が主体となって各種記念事業に取り組んでいます。
 1978年7月7日に独立したソロモン諸島は、昨年に独立40周年を迎えました。日本政府は独立と同時にソロモン諸島を国家承認し、青年海外協力隊派遣取極が署名された後、翌年の1979年から協力隊員の派遣が開始されました。
 最初の隊員がマライタ州のアウキ水産センターに派遣されてからの40年間、シニア海外ボランティアも含めるとこれまでの累計派遣人数は400名を越えています。

<事業概要>
 この節目の年となる本年は、現役隊員で有志を募り「JOCVソロモン派遣40周年記念事業実行委員会」を立ち上げ、実行委員長を含む全7名のメンバーで本年1月から運営にあたってきました。私も委員として微力ながら活動に取り組んでおります。
 本事業では、「ソロモンと日本ならびにJOCVの相互理解と関係のさらなる強化を目指すこと」を目的として、
 ①首都ホニアラでのメインイベント開催(2019年7月20日)
 ②各地方でのイベント開催(2019年8月以降)
 ③40周年記念品の製作(Tシャツ等)
 ④広報活動の展開(地元紙での掲載、FacebookでのPR等)
などに取り組んでいます。とりわけ、7月20日(土)に首都ホニアラの「アートギャラリー」で開催を予定しているメインイベントが間近に迫ってきており、準備作業が大詰めとなっています。
 今後もソロモンの人々の笑顔を増やすべく、「Live Tugeda Waka Tugeda Fo Bildim Gudfala Future ~良き将来に向けて、共に生活し、共に働く~」のテーマの下で、隊員一同、引き続き尽力していきます。

<40周年記念ロゴ>
 “より良い未来へ、それぞれの文化と共に”
 発案者 :宇都 嘉朗(2018年度2次隊:体育隊員)
 波模様 :カスタム模様のように帯状にしてロゴに取り入れました。ソロモン諸島には多くの民族が混在しており、それぞれの民族に伝わる文化が波のように絶えることなく継承されていくことをイメージしました。
 扇 子 :日本では元来より縁起物の贈呈品として取り扱われ、その「末広がり」の形状には“これからのさらなる繁栄を”という意味合いがあります。JOCVの位置づけに掛けて取り入れました。
 ハイビスカス:ソロモンではお馴染みの花をソロモンの象徴として取り入れました。

<参考情報>
 JOCVソロモン派遣40周年記念事業実行委員会のFacebookページは以下のとおりです。様々な情報を発信していますので、ぜひご覧ください。
 Solomon Islands JOCV 40th anniversary events committee
 https://www.facebook.com/Solomon-Islands-JOCV-40th-anniversary-events-committee-406038399951542/

<写真の説明>
【写真①】現役隊員が作成した記念ロゴ
【写真②】メインイベントのポスター(2019年7月20日開催予定)
【写真③】現役隊員が作成した記念Tシャツ

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ