2019/10/07 Mon
ENDOKAI 文化 活動
102.ÉNDOKAI⑥~練習Einguella~
こんにちは。2018年度1次隊ジブチ派遣(青少年活動)の遠藤浩之です。
今回も,ジブチのUNDOKAI(通称ÉNDOKAI)の練習の様子についてお伝えします。
今回行ったCDC(地域開発センター)はEinguella(アンゲラ)と呼ばれるCDCです。
ここのCDCは,なかなか練習日程の調整がつかず練習できていませんでした。
しかしながら,幸いにも?ÉNDOKAIが1週間延期になったおかげで,なんとか練習の日程を取り付けることができました。
当初予定していた日程からずれることが,ここジブチでは非常に多いです。
これも「インシャーラー」(神のみぞ知る)という文化があるからなのかもしれません。
予定はあくまでも予定。
変更するもしないも,神が決める・・・と言ったことなのでしょう。
ジブチの方々は日程がずれてもあまり気にしていない様子でした。
さて,ここのCDCもなかなかの本気具合でした。
ここのCDCには男性と女性の活動推進員がいます。
ÉNDOKAI当日は,各CDC15名のチームということになっています。
長縄の練習では,3回引っかかった人から脱落していく形式を取り,当日の参加者を選抜していました。
活動推進員も,引っかかった子どもに「ちゃんと縄を見て‼目で追って‼」などと的確に助言していました。
ここの活動推進員はたいへん子ども想いな様子が感じられます。
ÉNDOKAI当日のグラウンドの整備状況や集合時間が早い子どもたちの朝食はどうしたらいいかなど,センター局に相談しに行くと意欲的でした。
ここまで子どもを想って働く活動推進員はなかなかいないので,とても心強いなと思いました。
各協力隊員には「カウンターパート」と呼ばれる現場の協力者が得られることが基本的に望まれますが,私の場合,特定のカウンターパートは決まっていません。
活動現場や内容が多岐に渡ることもあって,状況に応じて自分自身でカウンターパートを探しています。
ときには日本語教室の生徒が,ときにはCDCの活動推進員が,ときにはCDCセンター局の職員がカウンターパートです。
これまでの様々な活動も,協力を得られそうな人を探すところから始めました。
必ずしも全員が理解を示してくれる訳ではなく,意欲的という訳でもありません。
しかし,いろいろと模索しながら進めていくのも協力隊の醍醐味だと思っています。
さて実は,今回のブログはすでにÉNDOKAI本番を終えてから書いています。
本番の様子も追ってお伝えしていきたいと思います。
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