2019/10/03 Thu
ENDOKAI 活動
101.ÉNDOKAI⑤~練習ワリダバ~
こんにちは。2018年度1次隊ジブチ派遣(青少年活動)の遠藤浩之です。
今回は,ジブチのUNDOKAI(通称ÉNDOKAI)の練習の様子についてお伝えします。
今回行ったCDC(地域開発センター)はワリダバと呼ばれるCDCです。
ここのCDCの活動推進員はなかなかな熱心な方でした。
CDCに到着するとまず,グラウンドの掃除を一人で行っていました。
各種目の練習を行っているときも,子どもたちがルールを無視している場合にきちんと指導していました。
たとえばリレーの競技を行う際,バトンを投げて渡したり,スタートラインを出たりしてしまう子どもがいました。
即座に止めて,再度説明していました。
また,日本では当たり前かもしれませんが,ここジブチでは教育や習慣などの違いからか,ルールを守るといったことが定着していません。
けれども,活動推進員の支援のもと,子どもたちはきちんとルールを理解し,競技を行えるようになりました。
また,長縄一斉跳びも短時間の練習で,ある程度継続して跳べるようになりました。
実は,他のCDCでの練習を見ていると,子どもたちは長縄一斉跳びが数回しか続きません。
もちろん練習していないからというのもありますが,「仲間と協力しながら努力する,何かを達成する」という経験が少ないからのような気がします。
この日も暑さのため,長い時間練習を行うことはできませんでした。
しかし,子どもたちも,活動推進員も,「来週もまた来てくれ‼続きをやりたい‼」と意欲的でした。
これまた,私にとっては驚きのことでした。
ジブチでは,「継続して物事に取り組む」ということが難しいと感じていたからです。
ÉNDOKAIの目的の一つである「継続して努力する力の育成」が達成されつつあります。
翌週行くと,すでに練習を始めている子どもたちの姿がありました。
(※決して私が行くのが遅かったわけではありません。)
「優勝候補なのでは?」と個人的に予想してしまうようなCDCでした。
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