JICA海外協力隊の世界日記

世界一暑い国の空から…

119.ジブチ国歌

こんにちは。2018年度1次隊ジブチ派遣(青少年活動)の遠藤浩之です。

今回は,現在CDC(地域開発センター)が総力を挙げて取り組んでいるジブチ国歌の合唱発表に向けた練習の様子についてお伝えします。

1枚目の写真は,ジブチ国歌の歌詞(ソマリ語)です。

フランス語訳も載せていますが,歌うときはソマリ語かアファール語となっています。

さて,ジブチでは,111日はjournee nationale africaine de la jeunesse「青少年アフリカ国民の日」だそうです。

昨年も,111日に首都にある大会議場にて,ジブチの大統領も参加するほどの大きなイベントが行われました。

下の写真は,昨年のイベント時の様子です。

写真の中央にいる茶色い服の方が,ジブチのイスマイル・オマール・ゲレ大統領です。

今年,各地区から選抜した子どもたちがジブチ国歌をこのイベントで披露することになりました。

その指導や準備を担当しているのが私の配属先CDC局です。

そのためCDC職員は子どもたちへの国歌指導に熱が入っています。

大統領もかかわる大きなイベントとなると,さすがに力の入れようがいつもと違います。

配属先は毎週のように子どもたちに指導をしています。

(ジブチの運動会(通称ÉNDOKAI)もこの位,練習指導に力を入れてくれていたら…。)

さて,1つ衝撃的なことが。

毎年111日の「青少年アフリカ国民の日」が,なんと延期になってしまいました。

祝日という訳ではありませんが,こんな簡単に「国民の日」をずらすことができるなんて。

途上国…というかジブチらしいなと思ってしまいました。

ジブチで生活していると,当初告げられたイベントや会議の日程が,その日程通りに行われることがあまりありません。

ここ最近,特にそういう状況に遭遇します。

残りの任期も5カ月を切りましたが,やはりこういう部分が,限られた期間内で活動を進める上での難しさになるなと感じます。

さて,このイベント本番がどうなるのか楽しみです。

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