2019/01/18 Fri
活動
5. リレーのはずが...
前回のつづきです。CDCカルティエ4で行った活動です。
準備体操のあとは広いグラウンドを使って,様々なアクティビティを行いました。
子どもたちは終始楽しそうで,「やりたい」という気持ちを抑えきれない様子でした。
私自身も楽しかったのですが,もちろんすべてがうまくいった訳ではありません。
子どもたちを3チームに分けてリレーを行ったときのこと。
フランス語で活動を指示していたのですが,上級生はしっかりうなづいて理解してくれていました。
しかし,低学年の子はまだソマリ語しか理解ができません。
「よーい,スタート!!」の合図のもと,第1走者が走り始めたかと思うと,「あれっ?」
3チームのはずが4人走っています。
リレーなのに,次に走るはずの走者が一緒に走り始めてしまっていたのです。
ルールを知らない,話が理解できなかったというのもあるかもしれません。
しかし,「走りたい」という気持ちを抑えきれなかったという感じでした。
中断し,センター長自ら協力してソマリ語でもう一度説明してくれました。
おかげで,2回目は無事に3人でスタートを切ることができました。
「とにかく一度やってみる」
「例を視覚的に示す」
「現地の職員と協働する」
言葉の壁を超えるための工夫はいろいろあります。
「どうしたらうまくいくか?」
私自身「考える」ことをやめないようにしたいと思います。
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