2019/06/25 Tue
活動
59.CDC職員研修会
こんにちは。遠藤浩之です。
今回は活動先で行われた職員向けの研修の様子についてお伝えします。
私の活動先CDC(地域開発センター)にはセンター長1名,アニマターと呼ばれる活動推進員が数名,そして青年ボランティア数名が勤務しています。
センター長は各種アクティビティの調整,講師依頼,CDCセンター局での会議への出席などが主な仕事です。
数か月ごとに活動報告書をまとめてセンター局に提出するなど,事務作業も多いです。
活動推進員は実際に子どもたちにスポーツや文化活動を行うことが主な業務内容です。
青年ボランティアはCDC設置地区の住民で,センター長や活動推進員のお手伝いを行います。
CDCにはUNICEFから提供されたスポーツ用具や色鉛筆,工作キットなどがあります。
今回の研修では,それらUNICEFの道具を使ったアクティビティの紹介がCDCセンター局の職員によって行われました。
1日目はセンター長を対象に,2日目は活動推進員を対象に実施されました。
グループに分かれて実際に工作キットに挑戦しました。
組み立てるのは簡単ですが,きれいに仕上げるのは意外と難しい。
UNICEFのAdolescent Circleという青少年のためのチームワークや問題解決能力を育む教育活動の紹介もありました。
青少年活動隊員はけっこう参考になると思うので,気になる方はインターネットで調べてみてください。
学校得現場でよく行われる構成的グループエンカウンターのようなものです。
実は昨年12月の私の活動計画策定時に,このAdolescent Circleという活動の普及を配属先に提案しました。
UNICEFから実施するように言われているにもかかわらず,実際には活動が行われていなかったからです。
しかし,1月からいくつかのCDCで実施予定ということで,配属先との協議の結果,自身の活動計画には盛り込まないことになりました。
今回の研修が行われて,ちゃんと配属先でこのUNICEFの活動の準備が進められていることを確信しました。
学校現場などでも使えると思うので,ぜひいろんな人に知ってほしい活動です。
研修の最後に参加者全員が今回の研修で学んだことを発表する時間がありました。
この時間のおかげで研修がより有意義なものになりました。
感想発表はとてもいい取り組みだと思いました。
話すことは得意なジブチ人。
みんなきちんと意見を述べたり,感想を述べたりしていました。
私も「ぜひ研修を継続していきましょう。」と伝えさせてもらいました。
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