世界一暑い国の空から…

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遠藤 浩之
茨城県

タイプ/職種
青年海外協力隊
青少年活動
派遣国
アフリカ
ジブチ ジブチ市
一言メッセージ
茨城県の中学校英語科教諭。現職教員特別参加制度を利用して,世界一暑い国ジブチで活動中。地域開発センター(CDC)で青少年にスポーツ及び文化活動の場や機会を提供しています。

 

7.終わりなきジャンケン

2019.01.24

活動

子どもたちの「やりたい」が止まりません。

CDC(地域開発センター)カルティエ4の子どもたちは,やりたい,走りたい,投げたい,跳びたい,描きたい,作りたい,歌いたい,声を出したい,とにかく「やりたい」が止まりません。

今回はUNICEF寄贈の工作キットを活用してアクティビティを行いました。

数に限りがあるので,子どもたちの順番を決めることにしました。

日本ではよく何か順番を決めるときなど「ジャンケン」を行っていたことを思い出し,ジブチのジャンケンはどのようにやるのかも興味があって,「ジャンケン」で順番を決めることにしました。ここがもう失敗でした。

一度全員立たせて,ジャンケンで負けた人は座るように指示をしました。

予想がつくと思いますが,負けたのにもかかわらず誰一人座りません。

むしろ,順番を決めるという目的を忘れ,「ジャンケン」が楽しくてしょうがないという様子でした。

フランス語でのジャンケンもあるようですが,ソマリ語しか話せない子どももいるからか,子どもたち全員が知っているジャンケンの仕方は

「うぅ~ブン‼」という掛け声でした。

私が「うぅ~」と言うと,みんなが「ブン」といってそれぞれグー・チョキ・パーを出してきます。

ジャンケンの勝ち負けも,もはや関係なく,「うぅ~ブン‼」がとにかく言いたい。そんな感じでした。

永遠に終わらないこのジャンケン。その状況も含めてとてもおもしろかったです。

結局,センター長が指示した子から順番に工作キットを使って,本来の活動もみんなで楽しく行うことができました。

今回使った工作キットは,完成すると箱や本立てが完成するものになっています。

差し込み穴が開いていたり折れ線もついていたりして,決して難しいものではありません

一度作ってみていびつな形になったらもう一度やり直すというように,試行錯誤を繰り返すことで,手を動かしながら子どもたちの思考を促します。

一人の子が完成すると,みんなで拍手をするという温かい空気の中,アクティビティを行うことができました。

「やりたい」のこの気持ち。とても清々しく,心地よかったです。