JICA海外協力隊の世界日記

世界一暑い国の空から…

78.普段のCDCの様子①

こんにちは。2018年度1次隊ジブチ派遣(青少年活動)の遠藤浩之です。

今回は,私の活動先CDC(地域開センター)の普段の子どもたちの様子についてお伝えします。

これまでこのブログでもCDCで行われた各種イベントについて,数多くお伝えしてきました。

しかし,もちろん毎日イベントがある訳でありません。

むしろ,何もなく平凡な毎日の方が多いかもしれません。

私の場合は巡回型で市内にあるCDC6カ所で活動しているため,多くのイベントに参加させていただくことができています。

フリーランスの活動推進員って感じで私としてはけっこう楽しいです。

さて,特にイベントがないときCDCで子どもたちは何をしているのでしょうか?

今回は3つ紹介します。

①一番の大人気;テレビゲーム

すべてではありませんが,テレビゲームが設置されているCDCがいくつかあります。

120ジブチフラン(12円位)でプレイステーション2や3を利用することができます。

ジブチには日本のように街中に気軽に行けるゲームセンターのようなものはありません。

そもそも娯楽施設というものがありません。

あっても富裕層のみしか利用できないという実情があります。

(ショッピングモールが一件だけあり,その中にはゲームセンターもあります。最近映画館も完成しました。)

暗い部屋で,爆音で音楽を流しながら,ゲームをする。

正直「健全」な過ごし方とはいえないと思いますが,学校を辞めてしまった子どもたちが街中で悪さをするよりは,ここで静かにゲームをして過ごすことで,ある意味街中の治安が保たれているのではないかと思います。

子どもたちの中でゲームを使うためのルールがあるのか,ゲーム機の奪い合いなどは今まで見たことがありません。

CDCで働く青年ボランティアが管理しているというのも大きいのかもしれません。

②頭のトレーニング;チェス

けっこう難しいと思うですが,みんな知恵をしぼりながらチェスで戦っています。

私は日本でチェスをしたことはなかったのですが,ジブチに来てからルールを覚えました。

少しずつ子どもたちに勝てるようになってきました。

③スポーツと言ったらやっぱりこれ;サッカー

ジブチの街中でも至る所でサッカーをしている青少年がいます。

CDCでも,ボールとスペースがあればどこでも子どもたちはサッカーを始めてしまいます。

ただ,「ものを大事に使う」という意識が子どもも大人もあまりないため,すぐにボールなどの遊具はボロボロになってしまいます。

ちなみにテレビゲームでも,サッカーのゲームが大人気です。

他にも普段子どもたちが行っている遊びやスポーツもあるので,またの機会に紹介したいと思います。

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