2019/02/01 Fri
活動
9. 図書室の改善
こんにちは。
今回は私の活動先であるCDC(地域開発センター)の図書室についてご紹介します。
市内に14カ所ある全CDCには,そのすべてに図書室が設置されています。
もともと私の要請内容の一つに「既存の設備が有効活用されるように,管理・利用方法を改善する。」というものがありました。
初めてCDCの図書室を見たとき,その要請内容の意味がよく分かりました。
CDCにはフランスからの支援を受けて,多くの本が所蔵されています。
百科事典,小説,語学学習教材,算数や科学の教材,絵本などです。
しかし,砂ぼこりもかぶっていて保存状態もよくなく,利用者も決して多くありませんでした。そこで同僚と相談をし,図書室の清掃から行うことにしました。
同僚の発意を促すというよりは,若干私からの一方的な提案となってしまったのが反省ですが,
職員全員が協力して図書室の清掃を行うことができました。
そして,本がきれいになっただけで,利用者は明らかに増加しました。
本のカテゴリー分けをしたくらいで,特に大きな工夫を凝らしたわけではありません。絵本は小さい子どもでも手の届く位置に置くなどその程度の工夫しかしていませんが,図書室改善に一歩踏み出せたようです。絵本を読む子ども,本を借りに来る20代前半女性が増加しました。
私の住居もそうなのですが,ジブチではどうしても砂ぼこりがどこからか家の中に侵入してきます。
今回,図書室はきれいになりましたが,ここからの維持ができないと意味がありません。
同僚を巻き込みながら,CDCの施設・設備の改善を図っていきたいと思います。
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