2019/11/23 Sat
環境教育分科会 生活
123.【環境教育分科会】ジブチの清掃局
こんにちは。2018年度1次隊ジブチ派遣(青少年活動)の遠藤浩之です。
今回は,ジブチの清掃局(OVD)についてお伝えします。
ジブチには,日本の無償資金協力で供与されたごみ収集車があります。
(1枚目の写真)
首都のジブチ市内をこの収集車が走り,各地に捨てられているごみを回収してくれます。
また,この収集車は日本が供与したということもあって,なんと「赤とんぼ」の曲を流して走行しています。
この音楽を聞きつけて,ごみを出しに来る住民もいます。
そして,ジブチにはこのOVDから派遣されている市内の清掃員が数多くいます。
ジブチの各地を歩いているとオレンジ色のユニフォームをまとって掃除をしている方々に出会うことがあります。
彼ら・彼女たちがその清掃員です。(年配の方々が多いようです。)
昼夜交代制で働いているようで,夜でも多くの場所でこの清掃員の方々に遭遇します。
以前,CDC(地域開発センター)で実施した環境絵日記の活動で,子どもたちがその清掃員を描いていました。
OVDとその清掃員がジブチで果たしている役割はたいへん大きなものです。
それでも,住民のポイ捨ての習慣が絶えないため,至る所で多くのごみが散乱しています。
環境教育分科会一同で,少しでもジブチの環境問題の解決に手を差し伸べていきたいと思います。
SHARE