2019/09/13 Fri
環境教育分科会
90.環境教育分科会を立ち上げてみた。
こんにちは。2018年度1次隊ジブチ派遣(青少年活動)の遠藤浩之です。
今回はジブチ隊員の有志で環境教育分科会を立ち上げてみたというお話です。
参加表明をしてくれたのは,小学校教育隊員2名,理科教育,看護師,青少年活動1名の5名。
そして私を含めた6人で,この分科会をスタートさせました。
ジブチではごみの多さと,ごみのポイ捨て文化から,環境問題がどうしても気になります。
みんな感じていたことはいっしょ。
そこで,各隊員の活動とも連携させながら何かできないかと有志で集まったのです。
現在JICAジブチ支所のボランティア調整員及び環境分野の企画調査員の協力のもと,ジブチの連携機関との交渉を試みているところです。
連携を考えている機関の局長が8月に日本で行われたTICAD7(第7回アフリカ開発会議)関係の出張で不在だったため,未だ直接打合せはできていません。
局長が戻り次第,私たちJICAボランティアからプレゼンテーションを行い,隊員の活動を知ってもらい,いくつか連携して行える活動案を提案したいと思っています。
第1回目の分科会の打合せでは,そのプレゼンの練習とそれぞれの活動先の環境状況について情報交換を行いました。
そこで,とりあえず各配属先で環境教育に関してアクティビティなどを実施していくことにしました。
まず,行ったのは啓発活動及び清掃活動。
写真はすべて,CDC(地域開発センター)で子どもたちと行った清掃活動です。
他の国でも分科会があるところは多いと思います。
しかも,本来の活動を進めていく鍵にもなっている場合があるようです。
ジブチでは,これまで「お土産プロジェクト」というものが一部の隊員で行われており,代々隊員が引き継いで成果を上げています。
※「お土産プロジェクト」とは,ジブチ人や難民が作成したお土産品(絵画やキーホルダー,民族衣装など)をジブチ駐在の自衛隊の方々などに販売し,現地人の収入向上を目指すプロジェクトのこと。
「一人ではできないけど,みんなでならできる‼」
ジブチ人だけ,日本人だけ,学校だけ,病院だけ,CDC(地域開発センター)だけ,それぞれ個人ではできないことも,みんながいればできる。
何かが変わる。
みんなでジブチの環境問題改善の一助を図っていきたいと思います。
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