JICA海外協力隊の世界日記

世界一暑い国の空から…

54.ジブチの食文化①

こんにちは。遠藤浩之です。

今回はジブチの食文化についてお伝えします。

ジブチは食事も含めてですが,独自の文化が少ないように思います。

もともと遊牧民だったということも影響しているのでしょうか。

他国の文化の影響を強く受けているように思います。

ジブチ人が日常的によく食べるものとしてパスタ・米・フランスパンがあります。

フランスパンは125ジブチフラン(約15円)で売っています。

安くて街中どこでも手に入り,しかもなかなかおいしいので私も朝食によく食べています。

ローカルレストランでも,1品何か注文するとフランスパンが付いてきます。

そしてお菓子感覚でも食べられる「サンブッサ」という揚げ物。

日本のコロッケに近いでしょうか。

ベニエという赤い辛口ソースに付けて食べます。

地べたに座ってみんなで食事を囲みながら食べます。

イスラム教のこの国ではサンブッサはもちろん,パスタなども手づかみ(右手)で食べます。

もちろんフォークやスプーンを使う人もいます。

そのためレストランなどでは手を洗うところが設置されていることも多いです。

私もパスタなどをローカルレストランで食べることがありますが,お店によってまたは季節によって、さらには運次第でおなかを壊します。

最近はおなかも慣れきたのか,おなかを壊すことも少なくなりました。

人間の体の順応力は本当にすごい。

首都なのでスーパーも何件かあり,ある程度の食材は手に入るので,普段は自炊することが多いです。

日本での一人暮らし経験が役立っています。

野菜は安いので路店で買いますが,やはり衛生上安全でないこともあります。

先日,ナスを切ったら芋虫のような生物が「こんにちは」してくれました。

もちろんすぐに「さようなら」しましたが。

食べる・寝る・適度な運動で健康維持に努めています。

これからもジブチの食事について,ときどきお伝えしていきたいと思います。

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