2019/10/26 Sat
ENDOKAI 活動
111.ÉNDOKAI⑮~50m走からの...~
こんにちは。2018年度1次隊ジブチ派遣(青少年活動)の遠藤浩之です。
今回はジブチのUNDOKAI(通称ÉNDOKAI)本番で行われた種目「50m走」の様子についてお伝えします。
事前の打ち合わせから,不安でいっぱいだった50m走。
というのも,ジブチ人のCDC職員との事前の打ち合わせで何コースまで準備するか検討したときに,(つまり一度に何人で走るかを検討したときに)13チーム全てが同時に走るという結論に至っていたからです。
「さすがに,その人数では着順判定が難しいのではないですか?」
「大丈夫。何人かは絶対に転ぶから‼」
「えっ!?そんな…。」
私としては6コース位にして,レース数を増やすのが妥当と思っていましたが,これは日本人的な考えだったのでしょうか?
日本的なやり方を押し付けるべきか,ジブチのやり方に従うか,これまた妥協点が難しいところでした。
そして実際に13人で走ってみることに。
そしてこれは案の定,13人で一度走ってみたのちに即却下されました...。
カメラマンからも「危険だ!!」との声。
予想通り,種目のルール変更。
人数を減らしてみるなど,本番になっていろいろ試行錯誤をする職員たち。
数十分経っても3レース程しか進まない。
そして,暑さで気力と体力が減りつつある中,参加者を一度に走らせて早く終わらせるための策として,最終的に落ち着いたのは,最後の種目であった「リレー」と合わせて行ってしまうという発想でした。
急遽,「50m走」兼「リレー」に変更。
それでも6レースほどしか行わず,水分休憩となってしまいました。
やはり「UNDOKAI」という名前ではなく,特殊なケースとして「ÉNDOKAI」にしておいてよかった...。
運動会とÉNDOKAIの違い④
日本の運動会:決まった人数でレースを行う。本番でルールが急遽変更されることはない。
ジブチのÉNDOKAI:大人数でも一斉にスタートしてみる。しかし,やはり危険と実感したら,本番でも試行錯誤しながら特殊な種目を創ってしまう。
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