2019/11/01 Fri
ENDOKAI 活動
116.ÉNDOKAI⑳~閉会式~
こんにちは。2018年度1次隊ジブチ派遣(青少年活動)の遠藤浩之です。
今回はジブチのUNDOKAI(通称ÉNDOKAI)の「閉会式」の様子についてお伝えします。
CDC(地域開発センター)局長が,事前に青年・スポーツ省と掛け合ってくださり,トロフィーやメダルを用意してくださってました。(→1枚目の写真)
子どもたちは,このトロフィーとメダルの数に驚き,自分ももらえるのではないかと期待を膨らませていたことでしょう。
私としては,「上位3チームまでにトロフィー授与」ということを事前の打合せで確認していたので,おかしいなと感じていました。
さて,閉会式の準備。
たくさんのトロフィーやメダルを並べながら,最終得点を計算している間に,CDCセンター長や活動推進員の何人かが,子どもたちと歌って踊って,間をつないでくれていました。
もともとプログラムに入れていた「ソマリ族やアファール族の民族ダンス」は,暑さのため(もしくは,もともと担当者が準備していなかったため?)実施されませんでした。
その代わりのようなものを,即興で職員が実施してくれたので助かりました。
ジブチ人のアドリブ力はすごいなといつも感心しています。
この日も,ジブチのテレビ局の取材にしっかりとコメントをする職員たちの姿がありました。
さて,第1回ÉNDOKAIの最終結果は…
優勝:CDC Cheick Moussaシャカムッサ(112点)
第2位:CDC Stade スタッド(77点)
第2位:CDC Quartier 5 (77点)
優勝したのは.以前の記事で紹介したあの真面目な活動推進員がいるCDCです。
そうです!
ÉNDOKAI研修の終了後,「要綱がほしい」と私のところまできちんと言いに来た活動推進員です。
・・・案の定,閉会式では上位3チームまでにトロフィーを渡し,なぜか他のトロフィーは回収されてしまいました。
何のために置いていたのか?
もしかして,「見栄え」のため?・・・と,思わずにはいられませんでした。
(私の心の中でいろいろ思うところはあったものの・・・)
入賞したチームも,そうでないチームもみんな笑顔で終わることができました!
そして,
なぜか,閉会式終了後,自分のチームの得点版の点数の紙(チームで点数を獲得するたびに重ねて貼られた紙)をもらいに来る子どもたちが続出しました。
「この日の思い出に?」「頑張った記念に?」「仲間と取り組んだ絆の証に?」
それぞれに何かを残して,ÉNDOKAIを終えられた気がしました。
運動会とÉNDOKAIの違い⑨
日本の運動会:事前に決められた数のトロフィーを授与する。
ジブチのÉNDOKAI:(閉会式を華やかにするため...?)トロフィーやメダルなど多めに準備されるが,全部は渡さない。(次のÉNDOKAIのために取っておく…?)
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