2019/09/25 Wed
ENDOKAI 活動
96.ÉNDOKAI③~練習Q2,Q3,Q4~
こんにちは。2018年度1次隊ジブチ派遣(青少年活動)の遠藤浩之です。
今回は,ジブチのUNDOKAI(通称ÉNDOKAI)の練習の様子についてお伝えします。
写真からも伝わっているでしょうか?
ハチマキをしっかりつけて,すでにUNDOKAIの雰囲気となっています。
3つのCDC(地域開発センター)が合同でÉNDOKAIの練習を実施しました。
ハジディデ,カルティエ3,カルティエ4と呼ばれるCDCです。
各CDCの参加人数20名のはずが,それ以上に子どもたちが集まってしまいました。
あまりの多さに,特別参加の子どもたちで結成した白チームも作ることになりました。
活動推進員を中心に,ÉNDOKAIの目的や当日に行う予定の種目を説明し,練習に入りました。
CDCの職員である活動推進員にとっても,ÉNDOKAI運営の練習となります。
着順判定や子どもたちの誘導などをしてもらいました。
何よりチームごとの点数を出すというところが難しい様子でした。
今までやったことのない取り組みなので,当然かもしれません。
他の隊員にも協力していただき,活動推進員のÉNDOKAI運営力の向上を図りました。
暑さの関係で,1時間ほどで練習は終了。
本番も参加者及び職員がこの暑さにどれだけ耐えられるか,そしてどれだけ彼らのモチベーションが続くのかがカギになりそうです。
子どもたちは大変満足して,この日の練習を終えました。
職員も満足している様子。
日本人からすると課題だらけに感じてしまうのですが…。
例えば・・・
・徒競走の種目実施時に,チームごとの人数調整ができていない。
・着順判定がいい加減。
・予定していた種目のすべては実施できていない。
・長縄の際,チームを組む参加者以外の子どもが,やりたさのあまりに勝手に入ってきてしまう。
などなど。
この日の練習終了後,職員で反省会を開きました。
・人数が多すぎて収集がつかないから,減らすべきではないか?
・長縄一斉跳びは,各チームから1名ずつ同じ縄に入り,引っかかった人から脱落していく種目にしてはどうか?
などの意見が職員から出ました。
しかし,それではチームワークを育むというÉNDOKAIの目標が達成できないということを説明し,納得していただきました。
目的を明確にしておくことで,何を優先するべきかを考える指標になると思います。
論理的に説明することで納得してもらえることは,ここジブチでも多いなと感じています。
自身の語学力もですが,言語にかかわらず説明力の向上も図っていきたいと思いました。
他のCDCでの練習についても今後紹介していきたいと思います。
SHARE