JICA海外協力隊の世界日記

世界一暑い国の空から…

142.感謝状が届きました。

こんにちは。2018年度1次隊ジブチ派遣(青少年活動)の遠藤浩之です。

外務大臣からの感謝状が届きました。

本来なら従来通り帰国後研修が行われ,そこで任期を満了した隊員に感謝状授与が行われるはずでした。


しかし,新型コロナウィルスによる影響もあって,様々な対応がなされ,今回は郵送という形をとることになったようです。

今の時代,何が起こるか分かりません。

協力隊に応募したときは,まさか数年後にこのようなことになるとは思いもしませんでした。

ただ,協力隊への応募を決めたとき,次のようなことを考えていました。

「来年じゃ,協力隊に行きたいと思わなくなっているかもしれない。」
(→気持ちが変化する可能性)

「来年じゃ,現実的に協力隊に行くことができない状況になっているかもしれない。」
(→自分の生活や仕事の状況が変化する可能性)

あのとき,思い切って参加を決めてよかったと思います。

もし「今年はいいや」とあきらめていたら…

出会うことができなかった人,できなかった経験,知ることができなかった知識…得られなかったものがたくさんあったかも知れません。

帰国日が少し早まりはしましたが,無事に任期を終えられたことは本当にありがたいことです。

任期を残して一時帰国になった隊員も多いはずです。

もどかしい思いをしている人もいることでしょう。

私はもともとの任期終了の日が迫っていたので,住居の片付けやお世話になった方々へのあいさつ,子どもたちとのお別れもなんとかすることができました。

「ありがとう」や「さようなら」を告げる。

簡単なことのようで,難しいことです。

緊急事態宣言,感染者数,死者数…など暗い気持ちになる言葉を目にしない日はここ数カ月ありません。

このような状況から,世界中が一刻も早く回復することを願うばかりです。

感謝状には次のような御言葉が…。

「今後も途上国での経験を活かし我が国内外で活躍されることを期待しております。」

今は,国内でできることを模索していきたいと思います。

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