2020/08/19 Wed
活動 生活
147.任国外旅行~ガボン編~
こんにちは。2018年度1次隊ジブチ派遣(青少年活動)の遠藤浩之です。
今回も任国外旅行についてお伝えしていきます。
年間で20日間いただける休暇を利用して,ベナンから次に飛んだのは…
ガボン共和国‼
今回の旅行の目的は以下のようなものです。
・同期隊員との再会
・シュバイツァー病院の見学
・首都リーブルビルの観光
・マニョック(キャッサバ芋)の試食
・日頃のフランス語学習の実践の場(ガボンもフランス語圏)
そして一番の目的は…
ガボン隊員による小学校運動会のお手伝い‼
前日の予行練習や打ち合わせにも参加させていただき,「ジブチ隊員」であることをしばし忘れて,「ガボン隊員」の気分を味わわせていただきました。
ランバレネという街の小学校教育隊員(私の同期隊員でもあります)が中心となって実施された運動会。
ガボンの各地方からもガボン隊員が駆け付け,ガボン隊員の力が集結しました。
すごいチームワークです。
運動会はまさに圧巻でした。
ランバレネの小学校3校の5年生を対象とした合同運動会。
総勢約350人もの参加者。
活動現場や関係者の状況、国民性や国の事情などにより一概には比較できないものの,ジブチで私が実施した運動会(通称ENDOKAI)とは比べ物にならないほど,きっちりした運動会で驚きました。
これまでの子供たちの練習や隊員の地道な働きかけの積み重ねを感じました。
運動会に参加した子供たちの落ち着いた様子。
ソーラン節での声出し。
仲間を応援する気持ち。
迫力満点の運動会でした。
ガボン隊員の熱い思いからくる奮闘ぶりがとても印象的でした。
大人も競技に参加し,私も綱引きに参加させていただきました。
ガボンの先生方,やはり強かったです。
私の今回のガボン滞在で、主にお世話になった同期隊員は野菜栽培の職種。
ランバレネにあるシュバイツァー病院の畑を管理しています。
ここシュバイツァー病院には他に複数の医療系の隊員が活動しています。
ジブチは教育系の職種の隊員が多いですが,ガボンは感染症・エイズ対策や助産師などの医療系隊員が多い印象です。
国により,政治や経済,自然環境等も大きく異なるため,抱える問題も異なるのでしょう。
ガボンは国土の約80%以上が森林であり,手付かずの自然が豊かです。
ランバレネに流れる川では,時季によってはカバが見られることもあるようです。
アカンダ国立公園やニョニエという観光地などで自然の動物たちを見る予定でしたが,日程の都合や安全状況などの規定により叶いませんでした。
首都リーブルビルでは,マリ人,ブルキナファソ人,コンゴ人,レバノン人,モーリタニア人…などの方々が市場でお店やレストランを出していました。
ガボンは広くフランス語が伝わるので,街での会話も楽しかったです。
ガボンは.ジブチよりもフランス語が日常生活で使われているという印象を受けました。
たとえば,ジブチではタクシーの運転手と話すときは,ソマリ語がほとんどです。
リーブルビルは「とても都会である」という印象も受けました。
カフェもたくさんあって,パンがとてもおいしい。
空港もジブチの空港の何倍の大きさでしょうか。
ガボンは私にとって訪れた3番目のアフリカの国。
たくさんの出会いがあり,他の国の隊員の活動を間近で見ることができた,大変有意義な任国外旅行でした。
ガボンでお世話になった皆様,本当にありがとうございました。
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