2020/07/18 Sat
人 活動
144.同期隊員のオンライン最終報告会
こんにちは。2018年度1次隊ジブチ派遣(青少年活動)の遠藤浩之です。
6月末に,ジブチの同期隊員によるオンライン最終報告会が行われました。
2018年度1次隊のジブチ隊員は私を含め5人。
私だけ現職教員特別参加制度を利用しての参加だったため,私の任期は3月まででした。
他の4名は本来の任期は6月末まで。
しかし,新型コロナウィルスの影響で一時退避となり,同期の仲間は志半ばで任期を終えることとなりました。
本来,それぞれの活動先の同僚も含めて最終報告会を行うはずでしたが,それは叶わず。
今回は現在のジブチ隊員及びJICAジブチ支所の職員向けにオンラインで最終報告会を行うこととなりました。
私はすでに任期を終了していますが,同期隊員ということもあって参加させていただきました。
同期隊員の最後の勇姿を見ることができてよかったです。
いっしょに悩み,生活し,励まし合い,様々な困難を乗り越えた仲間。
私は任国振替でジブチに派遣されることとなったため,同期隊員3名とは訓練所が異なり,
日本出発の日に成田空港で「初めまして」のあいさつをしました。
すでに懐かしい思い出です。
オンライン最終報告会では,それぞれが活動目標,活動内容,活動結果を簡潔にまとめて発表しました。
オンラインでの発表という難しさはありましたが,それぞれが工夫を凝らして報告していました。
・青少年活動隊員による各種アクティビティの紹介(日本の小学校との交流授業やジブチクリーンアッププロジェクト)。
・体育隊員が同僚とともに作成した「体育科指導書」。
・服飾隊員が生徒に指導して製作した作品の数々。
・小学校教育隊員による教員のための「授業振り返りシート」。
まだまだやり残したことはあるようですが,どの隊員も素晴らしい取り組みでした。
私自身,ジブチでの活動の難しさを痛感していました。
同僚のモチベーション,語学(フランス語及びソマリ語・アファール語),そして「世界一暑い国」とも言われるジブチの暑さとのたたかい。
それに加え,それぞれの活動先や職種による難しさもあったことでしょう。
それぞれの隊員の奮闘ぶりを間近で見てきたからこそ,仲間の最終報告には感慨深いものがありました。
本当にお疲れ様でした。
すでに,それぞれが新たな進路に向けて準備を進めています。
ジブチ隊員の仲間がそれぞれの場所で頑張っていると思うと,力が湧いてきます。
協力隊を通して出会えた仲間は,一生の宝。
協力隊に参加してよかったと思うことの一つです。
任期の終了は「ゴール」ではなく「新たなスタート」。
それを改めて感じさせてくれた同期の最終報告会でした。
ジブチ同期隊員の今後の活躍を祈っています。
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