世界一暑い国の空から…

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遠藤 浩之
茨城県

タイプ/職種
青年海外協力隊
青少年活動
派遣国
アフリカ
ジブチ ジブチ市
一言メッセージ
茨城県の中学校英語科教諭。現職教員特別参加制度を利用して,世界一暑い国ジブチで活動中。地域開発センター(CDC)で青少年にスポーツ及び文化活動の場や機会を提供しています。

 

70.環境絵日記プロジェクト【CDCPK12】

2019.07.31

人 活動

こんにちは。2018年度1次隊ジブチ派遣(青少年活動)の遠藤浩之です。

今回は前回に引き続き,「環境絵日記」の活動の取り組みについてお伝えします。

私はこの活動を活動先であるCDC(地域開発センター)3カ所で行いました。

(ジブチ市内には13カ所のCDCがあります。)

前回の記事ではカルティエ4と呼ばれるCDCで行った活動について書いています。

カルティエ6と呼ばれるCDCでも,カルティエ4と同じような導入から子どもたちには絵を描いてもらいました。

そして,PK12と呼ばれるCDCでは,これまでの2回の実施の反省を生かし,導入を少しアレンジしてみました。

数枚の写真とともに,いろいろな「街」のイメージを膨らませました。

「海と山,どっちに住みたい?」

(→山と答えた子どもが多かった。)

「たくさんビルがある街と山々に囲まれた田舎町,どっちに住みたい?」

(→数名はやはり都会に憧れているようでした。)

「動物に囲まれて過ごす?それとも,木々や草花に囲まれたい?」

(→ジブチは植物が少ないからか,草花を好む子どもが多かった。)

「雨が多く降る街と砂漠地帯,どっちがいい?」

(→ジブチは雨がほとんど降らないため,雨をみんな好んでいました。まぁたしかに,「砂漠」という選択肢は極端でした。)

その後,山々に囲まれた田舎町に住みたいという子どもたちに,

「緑の生い茂った美しい山」の写真と「世界各国のごみ山」の写真を対比させて見せました。

そこから,今回の環境絵日記のテーマである「みんなでつくるきれいで健康な街」へと思考をつなげていきました。

導入をアレンジした影響もあってか,他のCDCの子どもたちとは少し異なった作品が出来上がりました。

またおそらく,CDCPK12はジブチ市の中心地からは少し離れている地区のため,これまで行ったCDCの子どもたちとは生活環境が異なっていることも影響していたと思います。

写真の子は,お祈りをするためのモスクを描いていました。

また,都会に憧れている子どもは高層ビルを描いていました。

(環境を気にして,ごみ箱も合わせて描いていました。)

人懐こい子どもが多いPK12の地区。

絵の中には「家族」や「友達」など,「人」を多く描いている印象を受けました。

ジブチの子どもたちの「将来も家族や友達と過ごしたい」という願いが,この環境絵日記の活動から感じることができました。

「みんなでつくるきれいで健康な街」がテーマであるこの環境絵日記の活動。

街を汚すのも「人」かもしれませんが,街をきれいにできるのも「人」なのかもしれません。

この活動に参加させていただけたこと,心よりうれしく思います。