世界一暑い国の空から…

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遠藤 浩之
茨城県

タイプ/職種
青年海外協力隊
青少年活動
派遣国
アフリカ
ジブチ ジブチ市
一言メッセージ
茨城県の中学校英語科教諭。現職教員特別参加制度を利用して,世界一暑い国ジブチで活動中。地域開発センター(CDC)で青少年にスポーツ及び文化活動の場や機会を提供しています。

 

81.「お金をくれ」ではなく「お金をあげる」と言われた話。

2019.08.20

人 地方都市

こんにちは。2018年度1次隊ジブチ派遣(青少年活動)の遠藤浩之です。

これまで2回に渡って地方都市【ランダ】という街についてお伝えしてきました。

今回はランダでの体験第3弾です。

ランダで出会った子どもたち。

街の案内やCDC(地域開発センター)の活動のお手伝いをしてくれました。

サッカーの試合のトロフィーの準備や観客席のイスの準備をしてくれました。

さて,わずか3日間の出張だったため,早くもこの子たちとお別れをしないといけません。

主な地方都市からさらに奥地に入ったところの街であるためか,ここに日本人が来ることは珍しかったようです。

子どもたちも日本人と関われてうれしかったのでしょう。

すごく寂しそうにしながら,ある一人の子どもに

「…お土産にこの40フランあげる‼」

と言われました。(40ジブチフランはおよそ24円)

首都では,物乞い…というかお金をせびる子どもが多くいます。

顔見知りの子でも,街中であいさつしたと思ったら急に「100フランちょうだい。」なんて言われることがよくあります。

(100ジブチフランはおよそ60円)

このように「お金をくれ」とはよく言われますが,「お金をあげる」と言われたのは今回が初めてで驚きました。

おそらくお小遣いとしておうちの方からもらったものなのでしょう。

他にお土産としてあげられるものがなく,彼にとっても大事な40フランを私にくれようとしていたのです。

私は少し涙が出そうになりました。

私は彼の気持ちだけを受け取り,逆に折り紙でつくった鶴をプレゼントしました。

ランダの住民は首都に行くこともあるようなので,いつの日かまた彼らに会えたらなと思います。

また,今回のような子どもの純粋な気持ちがそのまま,まっすぐに育っていけばいいなと思いました。

※ちなみに写真の子どもたちはランダの子どもたちですが,今回の発言をした子ではありません。