2019/02/06 Wed
活動
ぼくがサッカーを通して伝えたいこと
こんにちは。
2018年度1次隊(職種サッカー)の遠藤です。
第5回目となる世界日記は、ぼくがサッカー隊員として現地の子どもたちに「サッカーを通して伝えたいこと」を書きます。
ぼく自身、物心ついたとき(2歳か3歳くらい)から18年ほどサッカーをやってきました。
その中でサッカーが上手くなったのは当たり前なんですけど、一番大きいのはサッカーを通して「人として」成長できたこと。
一緒にプレイする味方や相手に対するリスペクト、礼儀や規律、コミュニケーション能力、忍耐力、自分で観て考えて判断する力...
本当にたくさんのことを、「サッカー」を通して学んできたんです。
いまの自分はサッカーで学んできたことで形成されていると言っても過言ではないくらい。
そういったいままで自分がサッカーを通して学んできたことを、ここボリビアの子どもたちにも伝えていきたい。
サッカーをやる目的なんて人それぞれ。
・本気でプロサッカー選手になりたい
・楽しいし好きだからとりあえずやりたい
・健康のために運動したいから
・親にやれって言われてるから
いろんな理由があると思います。
その中で、例えば本気でプロを目指している子たち。
ぼくの配属先にも将来本気でプロを目指して練習している子はたくさんいますが、正直言って本当にプロになれるのはほんの一握り。
確率でいったらプロになれない子のほうが圧倒的に多いわけです。
でもプロになれなかったからといって、いままでサッカーをやってきた時間は無駄だったのか。
プロになれなかったからといって、サッカーに費やしてきた時間は後悔に値するのか。
そうじゃないんですよね。
日々トレーニングに打ち込むなかで、当然サッカーの技術レベルが上がることももちろん大切です。
でもサッカーを通して「人としてのレベル」もちゃんと上げておけば、仮にプロサッカー選手になれなかったとしても、その後の選択肢はたくさん持てる。
人として魅力のある人間になっておけば、プロサッカー選手になれなかったとしても大丈夫。
人生はプロサッカー選手になることが全てじゃありませんから。
ぼく自身プロを目指していましたが、その夢は叶いませんでした。
でもいまこうして青年海外協力隊として活動していて、プロとは別の道を歩んでいます。
もしプロになれなかったとしても、別の道を堂々と歩んでいけるように、サッカーを通してたくさんのことを子どもたちに伝えていきたいと思います。
残り1年5ヶ月の任期で、できるだけ多くのことを伝えられればいいですね。
それでは今回はこの辺で。
Chao!!
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