JICA海外協力隊の世界日記

レレ村からナマステ

दैनिकी_३ 光の祭りティハール② 富の女神ラクシュミ プジャ

光の祭りティハール。
レレ村では11月12日にチェトリ族、11月13日にネワール族のラクシュミプジャがありました。
この日は富の女神ラクシュミを家に招くために、大掃除し、きれいな家でお祈りをします。

夜17時半過ぎ。
玄関の前に集まりマンダラのデザインを決めます。
赤土を塗った後、その上に米粉と染料を混ぜたものでマンダラを描きます。
色を塗って指で伸ばして、お花を一つ一つ飾り、とても繊細な作業でした。

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▲チェトリ族の家の前のマンダラ。

マンダラを描きながら、玄関前から屋上のお祈りの場所までラクシュミの足跡を描いていきます。
子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、家族全員で協力して約2時間。
すべて描き終え、装飾もできたらろうそくの光をともしていきます。

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▲ネワール族の家の前のマンダラ

それぞれの家のお祈りの場所にはラクシュミの好きなものや、ティハールの期間に新しく購入したものを飾ります。
仕事がうまくいき、収入がたくさん入るように祈ります。
私のカウンターパートは新しいクルタ(民族衣装)を作るための布を飾っていました。

ティハールの期間は夜遅くまで光がともされ、楽器演奏の音や歌を歌う人々の声が聞こえます。
ティハールのタイミングで海外出稼ぎに行っている人も帰省したり、学校もお休みになったりと、いつもよりたくさんの人がレレ村にいるような気がしました。

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▲ネワール族の広場には大きなマンダラ。न्हुदँया भिन्तुना(ネワール語の新年あけましておめでとう)。ネワール族の新年でした。

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