JICA海外協力隊の世界日記

レレ村からナマステ

दैनिकी_२ 光の祭りティハール① マリーゴールドの収穫

ナマステ。 ネパールは11月11日から15日の5日間、ティハールというお祭りがありました。

ティハールは富や繁栄、収穫をお祝いするお祭りで、光やマリーゴールドで装飾し、お祈りし、町がとっても華やかになります。

ティハール前日は、町を装飾するためのマリーゴールドの収穫に行ってきました。
しょいかご”डोको(ドコ)”を片手にレレの丘の上にあるマリーゴールド畑に向かいます。

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▲しょいかご”डोको(ドコ)”。紐とセットで使います。


(高さが)2mほどあるマリーゴールドをかき分けながら、花を摘み、しょいかごに入れどんどん前へ。
マリーゴールドは花の根元を手で引っ張ると花の部分だけが簡単に取れます。
ネパールのマリーゴールドは近隣国と比べて大きいのが特徴のようです。
最近は朝晩は冷え込むものの、日中はまだまだ日差しが強く、炎天下での作業。
ネパールソングをかけ、チヤタイム(ミルクティ休憩)をはさみながら花を摘んでいきます。

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▲CPと一緒に収穫しました。

約5時間の作業後、しょいかご4つが満杯になりました。
しょいかごの紐を額に当て、バランスが安定したところで、ぐっとしょいます。
思ったよりも安定するものの 頭を固定するため上や後ろを簡単に見ることができなかったり、 首がちょっと疲れたり。
帰り道は足元も悪い急坂なので、一歩一歩と気を引き締めて歩きます。
私より背の低い女性も、もっと大きく重いしょいかごを普段から運んでいるので、 すごいなーと思います。

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▲これでも軽い方のようで、前を歩く男性は片手で持ち上げていました。

しょいかごを家に持ち帰ったあとは装飾しやすいように糸でつなげていきます。
1日中収穫したので、手からはマリーゴールドの良い香り。
同じくらいの色、大きさのマリーゴールドの花を一つ一つ糸に繋いでいきます。

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▲マリーゴールドを一つ一つ糸に通していきます。

完成したマリーゴールドは飾る場所に合わせて長さを決めます。
華やかな明るい気持ちになるマリーゴールド。
ティハールの期間はどこもマリーゴールドに装飾され、とてもきれいでした。

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▲配属先の玄関に飾る用。大きなマリーゴールドを選び作りました。

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