JICA海外協力隊の世界日記

セネガルの浜辺から

assomption 聖母被昇天祭

先日の15日は、キリスト教徒のお祭りである聖母被昇天祭(仏語: assomption)でした。

聖パウロ女子修道会によると、「聖母の被昇天の祝日は、1950年に『無原罪の聖母が地上の生涯の終わりにからだも魂もろとも天にあげられた』と教皇ピオ12世によって定義されたように、マリアが栄光につつまれて天国へ上げられたこと」を祝う日です。

(出典: https://www.pauline.or.jp/calendariocappella/cycle0/sol_0815.php、2019年8月15日)

そんな日に行われる聖母被昇天祭、12日のイスラム教徒のお祭りである犠牲祭についで、ご招待いただき知人のセネガル人宅に伺いました。

私が伺ったご自宅では、特にイベントらしい催しはありませんでした。お昼からウィスキーを飲み、冒頭の豪華の鶏料理を食べ、まったりお喋りをして過ごす、そんな1日でした。

セネガルに来て思う事の一つとして、宗教を尊重している事があります。

今回伺ったご自宅は、家長の男性が12日の同僚宅での犠牲祭に来られていて、その縁でご招待頂いたところでした。異なる宗教を信仰している同士ですが、それぞれの宗教やその考え方を大切にし、相互に祝っている姿勢を見る事が出来ました。

セネガルはその安定が特徴の一つでもあると思っていますが、このように異宗教を尊重している事も安定に一役買っていると感じています。

私の好きな言葉の一つに、「平和は力によって維持されない。それは理解によってのみ成し遂げられる。(Peace cannot be kept by force; it can only be achieved by understanding.)」と言う、有名な理論物理学者のアルベルト・アインシュタインの言葉があります。

(※上の日本語訳は筆者訳です)

日本やセネガルという国家単位で見ても、私たち個人単位で見ても、実践しているセネガルの方々から学ぶ事は多そうです。

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