2020/01/20 Mon
活動
食べ合わせのレクチャー
先日、農家の方々の前で話をする機会がありました。
持ち時間が短そうだったこともあったので、今回は手身近に「野菜の食べ合わせ」についてお話ししました。
聴衆が200人以上いたので、びっくり!
何で「野菜の食べ合わせ」の話をしたいと思ったかというと、
いつも同じような野菜の組み合わせで料理を作っているなぁと感じることが多かったからです。
(毎日作っているくらい、私はインドの家庭料理大好きなんですけどね◎)
既に、トマトや玉ねぎ、かぶ、カリフラワー、じゃがいも、グリーンピースなど、
色んな野菜が日常的に使われているんですが、
健康効果は野菜よりスパイスの方に期待しているような印象を受けていたんです。
農家の方と話すなかで、そういうことを感じていたことから、
「野菜の栄養素を意識すると野菜を育てるモチベーションにもなるし、
個別の栄養素を示すよりも組み合わせで例示することで、すぐに献立に役立ててもらえそうだな」と思い、
このレクチャーをすることにしました。
自己紹介をして(とは言っても農家の方々には何度も会ってるので知ってもらえています)、
「最近インド生活でこんなことがあったんですよ~」的な小話を挟みつつ、本題へ。
既に一般家庭で食べられている野菜を中心に、
「この野菜と一緒に食べると栄養の吸収率が良くなって、健康効果を期待できると言われているんですよ」
という例をいくつか出しました。
栄養価はインドの国立研究所発表の数値を利用しました。
(こういうデータが、一体どこのサイトに載っているのか調べる作業も手探りなので、地味に大変だったな~)
聴衆の皆さんを見ていると、食事を作る機会の多い女性もですが、男性もしっかり耳を傾けてくれている印象でした。
なんとなくですが、「日本人の私が話しているからこそ、ちゃんと聞いてくれているなぁ」と感じる節が多かったなぁ。
きっと、たどたどしいヒンディー語で話すから、他の職員が話す時よりも注意深く聞いてくれるんですね(笑)
それにしても、この日に農家が集まる機会があるっていうことを知るのは、前日か前々日のことが多かったりするんですよ。
スケジュールが直前にならないと決まらないんですよね。
直前にならないと決まらないことが多いから、それに振り回されたり、色んな準備が思うようにできないっていうのは、
「海外協力隊あるある」だと思って、もう割り切っています。
出来ることから、焦らず、いらいらせず、こつこつやっていくのみ!
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