JICA海外協力隊の世界日記

ゆりこが覗いたインド

近所の果物屋さん

今の寒い季節、果物屋さんでは特にオレンジやグァバをよく見かけます。

なので、私も「ビタミン補給のために!」と思って、毎日オレンジやグァバを食べています。

町のいたるところに、野菜や果物を売る八百屋さんがあるので、買う場所には困らないですよ!

ござや新聞紙、木板を敷いた上でおじさんが売っている露店だったり、トタン屋根の造りの店だったりとたくさんの店があるので、私も色んな店で買っています。

今回写真を載せているのは、どれも私がよく行っている近所の店です。

最初に載せた写真のおじさんは、オレンジ(キヌーという品種)とザクロ、サポジラ、グァバを売っていました。

果物も野菜も、「この野菜は1kgあたり〇〇ルピー(通貨の単位)」「この果物は1kg〇〇ルピー」というふうに量り売りをしているので、「オレンジを2kgくださいな」というように店主に言って買います。

量り売りに使う「はかり」は、デジタル表示の台はかりを使っている店を見ることもありますが、上皿天秤の一方に果物を乗せて、一方に分銅を乗せて量っている店のほうが多い印象ですね。

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そして、量った果物を新聞紙や不織布の買い物袋に入れて渡してくれます。

(日本ではプラスチック製レジ袋などをよく見かけますが、プラスチック製袋や使い捨てのプラスチック製品は州内で禁止されていることもあって、買い物袋は新聞紙か不織布がほとんどです)

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だいたいどこの店でも、グァバ1kgとオレンジ1kgを合わせたら100ルピー(約150円)くらいです。

この写真で、ちょうどグァバ1kgとオレンジ1kgくらいですね。

柑橘類でよく買うものは、「キヌー」や「サントラ」と呼ばれる品種のオレンジです。

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どちらもよく見かけますが、インド北部では「キヌー(Kinnow)」という品種がよく出回っているので私もよく買います。

「キヌー」も「サントラ」も見た目はあまり変わらないんですが、サントラに比べてキヌーの方が外皮が少し薄いゆえに傷みやすかったり価格が少々安かったり、果汁が多めで、種が多めだったり…というような僅かな違いはあります。

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これはサントラです。皮をむくとこんな感じ。

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今の写真はサントラでしたが、キヌーの外皮は日本のみかんほど薄いわけではないものの、サントラに比べると薄いことが多いです。

どちらもよく買って、日本のみかんやオレンジと同じような感覚で、手で剥いてパクパクと美味しく食べています。

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