JICA海外協力隊の世界日記

マテ茶とおしゃべりでとらんきーろ

17)日本パラグアイ交流展に参加しました

先日、日本パラグアイ交流展が開催されました。パラグアイ日本都道府県人会連合会が在パラグアイ日本大使館と共催にて2年に1度開催されています。

よさこいや和太鼓等郷土芸能の披露、唐揚げやそうめん等の日本料理の販売、その他、各県人会による県紹介、核なき世界に向けた取り組み展等様々な催し物がある中で、私たち協力隊は隊員活動の紹介、各任地の商品販売、浴衣の着付け体験、健康チェックを行いました。

今回わたしは医療隊員として協力し、身長・体重・血圧測定等の健康チェックと健康教育を行いました。日本にゆかりがあったり、日本が好きだったりするパラグアイ人や、日系人、日本人等様々な方がブースを訪問してくれました。健康教育では、和食について説明した上で、一汁三菜・三角食べの大切さ、一汁三菜を意識したパラグアイ料理の提案、油の使用量の少ない調理方法、発酵食品について説明しました。ただの日本文化紹介にならず、聞いてもらう人に世界的にも健康的といわれる日本の食文化を一つでも生活の中で試してみたいと思ってもらえるよう意識をしながら医療隊員で協力して行いました。広い会場でマイクを持ちながら健康教育をするのはとても緊張しましたが、最後に「理解いただけましたか?」の質問に対し、Si!(はい!)と会場から返事をもらえた時はとても嬉しかったです。反省点はたくさんありましたが、これからも頑張りたいと思います。

今回の日本パラグアイ交流展は、本当にここはパラグアイなのかと疑いたくなるほどのたくさんの日系人、日本人が参加されていました。日本の反対側でこのような会が開催されていることを知れたこと、参加させてもらえる機会を得たことをとても幸運に思います。またいつか日系社会のお話についても記事にしたいと思います。

それではまた次回、chao!

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