JICA海外協力隊の世界日記

マテ茶とおしゃべりでとらんきーろ

28) 最終報告会を行いました!

2年間の活動の最終日、配属先で最終報告会を行いました。

同僚たち5(1人産休中)、担当調整員、他医療隊員1人、そして先日知り合った隣の市の看護学校の先生1名が参加してくださいました。最終報告会では2年間の活動成果等々を報告しますが、今回は「感謝の気持ち伝える」をテーマに構成しました。

この2年間同僚たちにたくさん支えてもらいました。時には少しぶつかったこともありますが、いつもとても優しくわたしが赴任してすぐから仲間として迎え入れてくれました。同僚とは普段からペアになって仕事をしたり、わたしが健康教育や健康教育に関する教材を作る時スペイン語を見てもらったり、健康教育の際は必ず横でいてくれスペイン語のフォローや現地語(グアラニー語)に訳してくれたり、また生活面でもたくさんお世話になりました。

パラグアイで活動する2年間、正直たくさん悩みました。うまくいくことの方が少なかったかもしれません。しかし、同僚たちは常にとても優しく、いつもわたしの存在を認めてくれました。いつもまりこ〜と呼んでくれ、私が作るものを喜んでくれ、また積極的に使ってくれました。この最終報告会を通して、活動の報告をしながら、同僚たちに改めて感謝の気持ちを伝えることができました。

最後に同僚たちに「あなたの仕事で好きなことはなんですか?」また患者さんに「医療者との関わりの中で嬉しかったことはなんですか?」と質問した動画を作成して見てもらいました。撮影時、何に使うの?なんで撮らなくちゃいけないの?と同僚たちからすごいブーイングがありながら()、最後のお願いだからと協力してもらったものです。みんながどんな気持ちで働いてるのか私が知りたかったのが作成の1番の理由ですが、自分の仕事を振り返り、患者の想いも聞いてもらい仕事に対するモチベーションの向上に繋がればと思い、作成しました。 みな、恥ずかしがりながらも話す内容を一生懸命考え、協力してくれました。

同僚たちからは

・患者に医療を提供し人を助けられることが好き

・子供たちが健康に生きるためにの医療を提供できることが好き

・患者が良くなるための過程を手助けできるのが好き

・町の人々のことを知れて、患者やその家族を近くで支えられることが好き

患者さんからは

・いつも体調を見てもらっていて、とても助かっている。彼らはとても優しいです。

最終報告会の場でお披露目した時、同僚たちは自分の映像の時はとても恥ずかしそうでしたが、患者さんの場面で皆微笑んでいて、その表情に私もとても嬉しくなりました。また皆の気持ちを聞いて私も自分の仕事を振り返るきっかけとなりました。

この2年間は自分の人生においても、看護師人生においても大切な時間だったと思っています。この2年間がただの2年間ではなく、数年後パワーアップしてみんなに会えることができるよう日本でも頑張りたいと思います。

(帰国後半年間、世界日記を更新できるので帰国後もいくつか投稿する予定です。今後もよろしくお願いします。)

それではまた次回、chao

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ