2024/11/14 Thu
帰国後 活動
32)母校で授業をしました
Hola!先日母校の大学で「ボランティア実践」という講義の中で帰国報告含めた授業をさせていただきました。母校ということで、自分が大学生の時何を考え過ごしていたのかを振り返り、大学時代に行っていたことがどう今に繋がっているのか等を交えてお話しました。
私が協力隊に行きたいと思ったのは大学生の時です。
当時から看護師になって外国で働きたいと思ってはいましたがどうしたら外国で働くことができるのかわかりませんでした。
看護師として海外で働く方法は(先進国、開発途上国で異なりますが)
JICA、JICA海外協力隊、赤十字、国境なき医師団、その他NGO・NPO団体、国連機関等々様々な働き方があり、それぞれに求められること、役割が異なります。大学には協力隊、JICA専門家、赤十字の国際救援の参加経験のある先生が多数いらっしゃり、先生方の話を聞くうちに開発援助に興味があることに気づき、協力隊を目指すようになりました。
今回の講義では、パラグアイでの活動について話す中で、成功例だけでなく失敗例も交えて話させてもらいました。正直、パラグアイでの2年間思い描いていたような楽しい活動・生活というよりも悩むことが多く、2年間の私の学びは「国際協力とは何なのか」、「国際協力って難しい」でした。自分が日本人ボランティアとしてパラグアイに派遣される意味に悩み、自分ができたことは多くはありませんでした。しかし、自分が活動を行うなかでたくさんのパラグアイ人に助けてもらい、協力してもらい、同僚、ホストファミリー、地域の人たちとすごした時間はかけがえのないもので、それもまた協力隊の醍醐味ではないかと考えています。
母校は地域の看護大学の中でも「国際看護」に力を入れている大学であり、講義を受講していた学生の中にも国際協力に関心のある学生がいました。感想の中には「自分も参加したい」と書いてくれている人もいて、今後彼らがどのような進路を選択し進んでいくのか楽しみです。
今回は大学時代とてもお世話になっていた先生も講義に参加してくださいました。約8年の時を経て、先生に自分の話を聞いてもらうのは緊張する半面とても光栄なことでした。これからも先生のようにパワフルにそして楽しそうに仕事をする大人になれるよう頑張っていきたいと思います。
それではまた次回、Chao!
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